現地の動き

現地の動きから検索

Pick Up

1153. 世界土壌デー2024

「世界土壌デー(World Soil Day)」は、健康な土壌の重要性から、土壌資源の持続的管理を提唱する場として、毎年12月5日に開催されています。今年は、「土壌を大切に;測定、監視、管理(Caring for soils:measure, monitor, manage)」をテーマに開催されます。
Pick Up

1152. バーチャルウォーター

生産に使われた水、バーチャルウォーターの概念からすると、食料を輸入することは水を輸入することにも等しいと言えます。
Pick Up

1151. 米国農務省首席エコノミスト、および国際食糧政策研究所(IFPRI)上席研究員による来日講演

今週、米国農務省の首席エコノミストのセス・メイヤー氏、および国際食糧政策研究所(IFPRI)のキース・ウィーブ氏が来日し、12月4日(木)農林水産研究所セミナー、12月5日(金)国際シンポジウムにて、中長期~超長期的な視点から世界食料需給見通しに関して講演されます。ぜひご参加ください。
Pick Up

1150. 生物多様性、気候、そして土地

生物多様性の喪失、気候変動、土地の劣化は、相互に絡み合った惑星レベルの課題です。10月の生物多様性COP@コロンビア、11月の気候変動COP@アゼルバイジャンに続き、最後の国連砂漠化対処条約(UNCCD)第16回締約国会議(COP16)が、2024年12月2日から13日までサウジアラビアのリヤドで開催されます。
Pick Up

1149. 深刻な食料不安に陥る人々の増加

国連よると、壊滅的な紛争、頻繁な気候災害、経済危機により、世界的な人道的ニーズが高まっています。レジリエントな食料システムの構築が早急に必要とされています。
Pick Up

1148. 2023年の極端な暑さは、陸地生態系の炭素吸収力を弱めた可能性

科学者らによる国際的なチームは、全球の植生モデルと衛星データに基づき2023年のカーボンバジェットを解析、極端な熱波が大規模な山火事と深刻な干ばつを引き起こし、陸域生態系の炭素貯蓄能力の低下が原因である可能性を示唆しました。
Pick Up

1147. 世界の農業・食料システムをとりまく数字

国連食糧農業機関(FAO)は、世界の農業食品システムを形作る最も重要なトレンドの詳細な概要を提供する「2024年統計年鑑」を発表、気温上昇、肥満率増加と根強い食料不安の問題、農業生産が直面する環境圧力など、世界の農業・食料システムを取り巻く重要な課題に焦点を当てています。
Pick Up

1146. 世界食糧賞受賞者キャリー・ファウラー博士特別シンポジウム アーカイブ動画の公開

10月11日(金)開催の「2024年世界食糧賞受賞者 キャリー・ファウラー博士特別シンポジウム:作物遺伝資源多様性保全に捧げたキャリアおよび適応作物と土壌のための新ミッション」のアーカイブ動画を公開しました。
Pick Up

1145. FAOチーフエコノミスト特別セミナー アーカイブ動画の公開

10月8日(火)開催の「FAOチーフエコノミスト マッシモ・トレロ氏 特別セミナー:世界食料栄養安全保障及び強靭な食料システム実現のための優先的政策・投資オプション」のアーカイブ動画を公開しました。
Pick Up

1144. 水の安全保障と公平なアクセス

国連世界水開発報告書2024年版は、すべての人々の平和と繁栄を確保するためには、水の安全保障と水サービスへの公平なアクセスの維持が不可欠であるとし、とくに灌漑や水の有効利用を可能にするイノベーションの必要性を強調しています。
Pick Up

1143. JIRCAS作物遺伝資源の取り組み

明日、11月22日のJIRCAS国際シンポジウム2024では、地球沸騰化時代におけるレジリエント遺伝資源の果たす役割について議論します。国際シンポジウムに寄せて、このたび発行されたJIRCASニュースでは、国際農研の作物遺伝資源の取り組みについて特集を組みました。
Pick Up

1142. レジリエントな作物開発に向けた遺伝資源の機会と課題

気候変動のもと、食料安全保障を維持するには、レジリエントな作物開発の加速が求められています。2021年に公表された総説は、レジリエント作物育種を加速するうえで、最新技術を用いた形質選択の精度向上、十分に活用されてこなかった作物のストレス耐性メカニズム解明研究投資強化、遺伝子多様性に関する情報整備、の必要性を強調しました。11月22日のJIRCAS国際シンポジウム2024では、地球沸騰化時代におけるレジリエント遺伝資源の果たす役割について議論します。
Pick Up

1141. 世界の農業食料システムの隠れたコストは年間12兆ドルにのぼる

SOFA 2024版は、156カ国を対象に行った詳細な調査をもとに、農業食料システムにおける隠れた環境・健康・社会コストが推計で総額年間約12兆ドルに達することを確認しました。本報告書は、農業食料システムの発展段階類型ごとに隠れたコストを見積り、各システムに固有の課題と機会に的を絞り、カスタマイズされた政策と介入を提案しています。
Pick Up

1140. プラネタリーバウンダリー科学の系譜と展開

プラネタリーバウンダリー概念提唱者のRockström博士は、 Nature Reviews Earth & Environment誌に、概念に繋がった地球システム科学の系譜、そして様々な科学分野への概念の展開についてレビューしました。
Pick Up

1139. レジリエント作物開発のための多様な遺伝資源の役割

20世紀後半以降、緑の革命として知られる農業革新により、主要穀物の収穫量は倍増し、人口増加によってさらに深刻な飢饉が訪れるという悲惨な未来はもう来ないように思われました。しかし21世紀現在、気候変動が作物の成長と農業生産性に悪影響を及ぼすことが懸念される中、レジリエントな作物開発の必要性がこれまで以上に高まっています。来週11月22日のJIRCAS国際シンポジウム2024では、地球沸騰化時代における多様な遺伝資源の果たす役割について議論します。
Pick Up

1138. 世界食料需給の見通し

米国農務省による米国の農産物市場を中心に中長期的な世界食料需給見通しを作成してきた、行政官・研究者のお二人を招待し、今後の世界の食料需給について理解を深めるためのセミナーを開催します。
Pick Up

1137. 東南アジア連絡拠点だより⑤:ベトナムの発酵米麺「ブン(Bún)」

お米を発酵させて作る米麺は、タイだけではなくベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーなど東南アジアの国々でも作られています。今回の東南アジア連絡拠点だよりでは、ベトナムの発酵米麺「ブン(Bún)」について紹介します。
Pick Up

1136. 2024年10月 世界食料価格動向 

国連食糧農業機関(FAO)は、11月8日、世界食料価格動向を公表しました。2024年10月の値は平均127.4ポイントで、9月から2%上昇、2023年4月以来の水準を記録しました。食肉価格指数を除くすべての商品価格指数が上昇し、油糧作物価格指数の上げ幅は7.3%に達しました。この数値は昨年よりも5.5%高いものの、2022年3月の史上最高値よりは20.5%低い値でした。
Pick Up

1135. 2024年は観測史上最も暑い年になる見込み

11月7日、コペルニクス気候変動サービスは、2024年はほぼ確実に最も暖かい年であり、気温上昇が1.5°Cを超える最初の年になる可能性を発表しました。
Pick Up

1134. COP29の目標・取り組み

2024年11月11日から22日まで、気候変動枠組み条約締約国会議(UNFCCC)の第29回締約国会議(COP29)が、アゼルバイジャンのバクーで開催されます。COP29で議論される予定の取り組みの一つに、有機廃棄物からのメタン削減(Methane Reduction from Organic Waste)があります。