このたび、国際連合食糧農業機関(FAO)は国際農研(JIRCAS)との連携に関する政策概要「Developing and promoting sustainable agricultural production and natural resources management technologies: Lessons from the FAO–JIRCAS collaboration」を公表しました。本政策概要では、国際農研が環境、食料、情報の各プログラムで進めてきた最近の研究成果を紹介するとともに、FAOとの協力関係を体系的にまとめています。
政策概要書では、国際農研を「熱帯・亜熱帯地域と開発途上地域に重点を置く、日本を代表する農業研究機関」としています。2014年の覚書(MoU)締結以来、両機関は、農業食料システムにおける地球規模の課題に取り組むという共通ビジョンと、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、相互の比較優位を活かした連携を推進してきました。
特に、国際農研の研究活動は、FAOの組織原則である「4つのBetter(より良い生産、より良い栄養、より良い環境、より良い生活)」と密接に関連しています。政策概要は、これまでの協力が生み出してきた相乗効果を高く評価するとともに、今後さらなる成果の創出に向けた期待を示しています。
