農産廃棄物がもたらす地球規模課題の解決を目指したカーボンリサイクルを加速化する技術開発【カーボンリサイクル】
2022-01-11
背景
途上国の熱帯農業から生じる膨大な量の農産廃棄物は、堆肥などで利用されることが理想であるものの、実際には農園内放置等の秩序や技術のない処理、廃棄により、農作物収量や健康影響を与える気候変動リスク要因となっています。そのため農産廃棄物の循環利用を促す技術や社会システムの構築が必要です。
研究課題構成
- 藻類・微生物を用いたカーボンリサイクルを加速化する技術の開発
- 農作物残渣の農園内放置に起因する地球規模環境影響の評価
- 農産廃棄物がもたらす地球規模課題の解決を目指したカーボンリサイクル技術の社会実装
対象国
マレーシア、インドネシア、タイ
成果の対象者・受益者
農産廃棄物による問題を抱えるアジア諸国の地域社会、地球温暖化対策・施策にかかる政府機関、IPCCやCOP等の気候変動緩和にかかる国際機関、二国間クレジット制度署名国、熱帯プランテーション農業にかかる農家・企業・政府機関、バイオエネルギーやバイオマテリアル分野への進出を図る企業
プロジェクトリーダー
小杉 昭彦(生物資源・利用領域)
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