IRENA Innovation Week 2025にてパームバイオマス資源活用技術を紹介

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令和7年6月10日から13日にかけて、ドイツ・ボンで開催された国際会議「IRENA Innovation Week 2025」において、鵜家綾香 研究員(生物資源・利用領域)が、Day 3のセッション「Innovative Business Models for Bioenergy in the Global South」に登壇し、東南アジアにおける農業バイオマスの新たな活用方法について発表しました。

令和7年6月10日から13日にかけて、ドイツ・ボンで開催された国際会議「IRENA Innovation Week 2025」において、鵜家綾香 研究員(生物資源・利用領域)が、Day 3のセッション「Innovative Business Models for Bioenergy in the Global South」に登壇し、東南アジアにおける農業バイオマスの新たな活用方法について発表しました。

このセッションでは、鵜家研究員がマレーシアのパーム産業から生じる未利用バイオマスをエネルギーとして活用する技術や地域循環型モデルを紹介し、World Bioenergy Association(世界バイオエネルギー協会)、Eni(イタリアのエネルギー企業)、FAO(国連食糧農業機関)、GIZ(ドイツ国際協力公社)といった再生可能エネルギー分野の国際的な実践者とともに、開発途上地域におけるバイオエネルギーの持続可能なビジネスモデルについて議論を交わしました。また、パネルディスカッションでは、「バイオマスの収集・物流における課題」や「食料との競合」など、現場で直面する課題について意見交換が行われました。

今後も国際農研は、農業と再生可能エネルギーを結びつける国際的な取り組みを通じて、気候変動対策と地域経済の両立を目指した技術と制度の構築に貢献していきます。

鵜家研究員の発表

鵜家研究員の発表

パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子

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