令和8年度こども霞が関見学デーに出展し、パーム油と環境問題をテーマに講演

2026年7月29日、文部科学省が主催する「令和8年度こども霞が関見学デー」が文部科学省(東京都千代田区)で開催され、親子連れを中心に多くの参加者が訪れました。国際農研は、つくば市出展ブース「ポテチの油と地球を守れ!~熱帯雨林からのSOS!超難問を最先端技術とアイデアで解決~」に協力し、情報・戦略プログラムディレクターの大森圭祐が講師を務めました。

2026年7月29日、文部科学省が主催する「令和8年度こども霞が関見学デー」が文部科学省(東京都千代田区)で開催され、親子連れを中心に多くの参加者が訪れました。国際農研は、つくば市出展ブース「ポテチの油と地球を守れ!~熱帯雨林からのSOS!超難問を最先端技術とアイデアで解決~」に協力し、情報・戦略プログラムディレクターの大森圭祐が講師を務めました。

本イベントは、各府省庁等が連携し、子どもたちが社会や行政への理解を深めるとともに、夏休み期間中の親子の学びや交流を促進することを目的として開催されたものです。つくば市のブースでは、ポテトチップスなど身近な食品に使われるパーム油を題材に、熱帯雨林の保全や資源循環など、地球規模の環境・社会課題について考えるプログラムが実施されました。

国際農研は、持続可能なパーム油生産やバイオマス資源循環に関する研究事例を紹介するとともに、資源をより高い価値で活用する「アップサイクル」の考え方について解説しました。また、私たちの身近な消費行動と環境問題との関わりを分かりやすく説明し、持続可能な社会の実現に向けてどのような取り組みが必要かを参加者とともに考えました。

当日は親子約30名が参加し、動画やクイズを交えながら、日常生活と環境問題のつながりについて理解を深めました。特に、「自然豊かな熱帯雨林を守りながら、植物油の供給を続けるためにはどうすればよいか」という問いかけに対しては、「同じ面積でより多く生産できるようにする」「森を伐採できる区域を決める」「背が高くなっても収穫しやすいアブラヤシを開発する」など、多様で創造的な意見が寄せられました。

参加者からは、「身近なものから環境問題について考える貴重な機会だった」「親子で楽しみながら学ぶことができた」といった感想が寄せられました。また、講演後には研究者や博士の仕事について質問する子どもたちの姿も見られ、科学や研究への関心の高さがうかがえました。

国際農研では、今後も研究成果の発信を通じて、持続可能な社会の実現に向けた理解促進と、次世代を担う子どもたちの科学への関心向上に貢献していきます。

(写真提供:株式会社つくば研究支援センター)

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