JIRCASの動き

島嶼環境保全プロジェクト(マーシャル諸島)第1回住民説明会開催報告

2014年4月22日19:00~20:30、マーシャル諸島共和国ローラ小学校において第1回住民説明会を開催しました。ローラ島で合同地下水調査を実施している環境保護庁をはじめ、SOPAC(南太平洋応用地球科学委員会)のIWRM(統合的水資源管理)チーム、ローラ島の淡水レンズを管理しているマジュロ上下水道公社、一般の住民、及び農業者等、約30名が参加しました。JIRCASがローラ島で過去に実施した調査結果について説明を行いました。

ラオス国立農林研究所(National Agriculture and Forestry Research Institute)の開所15周年式典開催:インドシナ農山村プロジェクトへ感謝状贈呈

2014年4月9-10日に、ラオス国立農林研究所(National Agriculture and Forestry Research Institute、NAFRI)の開所15周年式典が、同研究所において開催されました。JIRCASは、2011年より研究プログラムCの旗艦プロジェクト「インドシナ農山村プロジェクト」をNAFRIの協力のもとに立ち上げ、農業・林業・畜産業・水産業を包含する学際的総合研究活動が行われています。式典では、これまでの上記プロジェクトを通じたJIRCASの研究活動に対し、NAFRI所長のDr. Bounthong Bouahomから安藤プロジェクトリーダーに感謝状が贈呈されました。

島嶼環境保全プロジェクト(マーシャル諸島)第6回運営委員会開催報告

2014年4月21日11:00~12:30、マーシャル諸島共和国資源開発省2階会議室において第6回運営委員会を開催しました。C/P機関の資源開発省をはじめ、環境保護庁、マジュロ環礁地方政府、マジュロ上下水道公社等に勤務する農業・地下水関係行政担当者及び研究者が参加しました。JIRCASがローラ島で実施している淡水レンズ動態把握、水質管理手法技術開発、淡水化装置開発、及び野菜栽培技術開発等に係る2013年度研究調査現地活動成果ならびに2014年度計画について説明を行いました。

畜産分野での温室効果ガス排出削減に向けた研究ネットワーク会合開催報告

2014年3月29日、筑波大学にて、農林水産省、家畜改良センター、JIRCAS、農研機構、農環研、大学、県等から31名の参加のもと上記会合を開催しました。農業分野の温室効果ガスに関する研究ネットワークであるグローバル・リサーチ・アライアンス(GRA)の研究グループの一つ、畜産研究グループ(LRG)の活動は広範になり、部会も6つに拡大し、温室効果ガス削減に向けたインパクトを有する本格的なステージに移ってきました。LRGにおいて日本のプレゼンスをしっかりと示すため、国内の研究ネットワーク体制構築に向けた検討を行いました。

アフリカの牧畜地域で活用しうるICT関連技術に関する研究集会

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は,平成26年3月35日(火),つくば市において「アフリカの牧畜地域で活用しうるICT関連技術に関する研究集会」を開催しました。
この研究集会では,家畜の個体管理や放牧地の地理情報に関するICT技術の研究成果について,研究独法,大学,民間企業の関係者で共有しつつ,アフリカの牧畜地域でそれらの技術を活用しうる要件を検討することを目的としました。

JIRCAS-CTUプロジェクト:AWDの農家への普及に係るワークショップ2014

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、平成26年2月20日(木)、ベトナム国のメコンデルタに 位置するアンジャン省ロンシュエン市において、「熱帯モンスーン地域における低炭素型農村社会の 構築手法の確立」課題における、水田からの温室効果ガス(GHG)排出削減と営農経費節減を実現する 節水灌漑(AWD)普及に関するワークショップを開催しました。このワークショップでは、平成25年か らアンジャン省で開始したAWD技術普及のための農家試験圃場及び関連調査の関係者が一堂に会し、 これまでの調査成果の報告と次年度以降の調査方法の検討を行うことを目的としました。

「サイエンスQ」JIRCAS研究員出前授業報告

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、筑波研究学園都市交流協議会と共に、職員が学校を訪問して、小・中学生の科学技術に関する疑問に答える出前授業を実施しています。平成26年2月6日(木)、つくばみらい市立豊小学校5年生を対象に「世界のいろいろな米」と題して、世界の様々な米についての授業を行い、東南アジアを中心とした国際共同研究の話題を提供すると共に、香り成分の体験、香りのする米の試食と、香り米と同じ香りを持つ”茶豆”と普通の枝豆との食べ比べを行いました。

第3回JIRCASサイエンスカフェ開催報告

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)の活動や研究者の取り組み状況について情報発信するため、JIRCASサイエンスカフェを開催しております。第3回を迎える今回は、平成26年1月30日(木)、国内外の農学の発展に広範な領域で活躍する人材を育成されている東京農業大学の一角(世田谷キャンパス・カフェテリアグリーン)をお借りし、「タイ王国、香り米と茶豆-なぜ香りがするのかを探る-」と題して、東南アジアを中心とした国際共同研究の話題を提供させていただくと共に、香り成分の体験、香りのするお米の試食と、香り米と同じ香りを持つ”茶豆”と普通の枝豆との食べ比べをしていただきました。

安倍首相立ち会いのもと、モザンビーク国立農業研究所との共同研究に関する覚書を締結

2014年1月12日(日)の10時30分より、モザンビーク大統領府(マプト市)において、ゲブーザ大統領と安倍首相立ち会いのもと、モザンビーク国立農業研究所(IIAM)とJIRCASが共同研究に関する覚書(Memorandum of Cooperation, MOC)を締結しました。これは安倍首相のモザンビーク訪問に合わせて行われた6件の署名式のうちの1件であり、署名は岩永JIRCAS理事長とマポセIIAM所長により行われました。

GRiSP DirectorのBas Bouman氏がJIRCAS本所を来訪

12月9日(月)に、Dr. Bas Bouman (GRiSP Director)がJIRCAS(つくば本所)を来訪されました。この機会に、JIRCAS国際セミナー"Situation of GRiSP and implication to Japan"を開催し、JIRCASや他の研究機関のイネ研究者を交え、GRiSPについての意見交換を行いました。