- 日時
- 2014年2月20日(木) 8:30-12:00
- 開催場所
- ベトナム国・ロンシュエン市
- 主催・後援等
- 国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、カントー大学(CTU)
会議概要
国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、平成26年2月20日(木)、ベトナム国のメコンデルタに 位置するアンジャン省ロンシュエン市において、「熱帯モンスーン地域における低炭素型農村社会の 構築手法の確立」課題における、水田からの温室効果ガス(GHG)排出削減と営農経費節減を実現する 節水灌漑(AWD)普及に関するワークショップを開催しました。このワークショップでは、平成25年か らアンジャン省で開始したAWD技術普及のための農家試験圃場及び関連調査の関係者が一堂に会し、 これまでの調査成果の報告と次年度以降の調査方法の検討を行うことを目的としました。
ワークショップにはJIRCAS、カントー大学(CTU)、アンジャン省農業農村開発部(DARD)、 試験圃場の位置するチャウタン郡農業事務所、ビンホア村人民委員会、協力農家ら約30名が参加しました。
ワークショップではDARDのPho次長による開会挨拶後、CTUのChiem教授から本調査の概要・経緯の説明が行われ、 「ビンホア村水田におけるGHG採取」及び「気候変動対応と炭素隔離」の2つのセッションにおいて計5名の研究者・ 調査協力者からこれまでの調査成果等が報告されました。各セッションでは活発な議論・意見交換が行われ、 次年度以降の取り組みへの協力が確認されました。