JIRCASの動き

第21回熱研市民公開講座開催報告

今年度、初めての「熱研市民公開講座」を6月16日に石垣市で開催しました。講演者は、JIRCAS アフリカサバンナ農業プロジェクトの大前 英 主任研究員で、「アフリカサヘル・サバンナ地域における肥沃度管理~マメ科作物と有機物の有効利用~」をテーマに講演してもらいました。

在来テナガエビの生態特性の解明に基づく漁獲規制規則施行に関する現地説明会 -ルアンプラバン県シアン川流域-

昨年度に生産者、行政、研究が一体となってテナガエビの具体的資源管理・保全に関する漁業規制規則が策定されたことを踏まえて、その漁業規制規則を円滑で実効あるものとするために、当該村のみならず周辺村への周知徹底を目的に現地説明会を開催しました。地元生産者を始め、ルアンプラバン県の行政担当者など総勢80名を超える参加がありました。さらに、本会を通じて村と地方行政の意識および主体性を高めることもできたことも大きな収穫と言えます。

平成23年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞

熱帯・島嶼研究拠点の杉本明特別研究員が、平成23年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(技術部門)を受賞しました。

温暖化稲作サブプロジェクト第1回年次会議

気候変動対応プロジェクトの温暖化稲作サブプロジェクトの第1回年次会議を、5月5~6日に国際稲研究所(IRRI)で開催しました。

JIRCAS-カントー大学キックオフ事前会議

「気候変動に対応した開発途上地域の農業技術開発プロジェクト」開始のため、キックオフ事前会議を開催しました。会議は、カントー大学のLe Viet Dung副学長からJIRCASの新プロジェクトを歓迎する挨拶が行われた後、プロジェクトリーダー から「気候変動対応プロ」の概要について紹介した後、各サブプロジェクトの副リーダー4名から、メコンデルタに関する研究計画についての詳細な説明を行いました。