JIRCASの動き
安倍首相立ち会いのもと、モザンビーク国立農業研究所との共同研究に関する覚書を締結
2014年1月12日(日)の10時30分より、モザンビーク大統領府(マプト市)において、ゲブーザ大統領と安倍首相立ち会いのもと、モザンビーク国立農業研究所(IIAM)とJIRCASが共同研究に関する覚書(Memorandum of Cooperation, MOC)を締結しました。これは安倍首相のモザンビーク訪問に合わせて行われた6件の署名式のうちの1件であり、署名は岩永JIRCAS理事長とマポセIIAM所長により行われました。
GRiSP DirectorのBas Bouman氏がJIRCAS本所を来訪
12月9日(月)に、Dr. Bas Bouman (GRiSP Director)がJIRCAS(つくば本所)を来訪されました。この機会に、JIRCAS国際セミナー"Situation of GRiSP and implication to Japan"を開催し、JIRCASや他の研究機関のイネ研究者を交え、GRiSPについての意見交換を行いました。
JIRCASの研究協力に対しタイ王国キングモンクット工科大学トンブリ校が感謝状を贈呈
JIRCASは、東南アジアバイオマス利活用技術に関して2002年から現在までの11年間にわたり、タイ王国キングモンクット工科大学トンブリ校と、微生物・酵素利用技術の開発を目指した共同研究プロジェクトを実施してきました。この間、学術的、産業利用的にいくつかの顕著な研究成果が得られました。主要成果としては、タイ王国でリグノセルロース高分解能を有する新しい好熱嫌気性微生物を発見し、学術的に高い評価を得ています。また、リグノセルロース分解に必要なコストの低減に繋がる画期的な分解システムを共同で開発し、実用化へ向け我が国及びタイ王国の民間企業から注目されています。これら成果の一部はJIRCASと共同特許出願も行っています。
「生物的硝酸化成抑制(BNI)による環境保全の推進(農林水産省拠出金研究)」第4回成果検討会開催報告
農林水産省拠出金研究「生物的硝酸化成抑制(BNI)による環境保全の推進(農林水産省拠出金研究)」(Development of sustainable soil fertility management for sorghum and sweet sorghum through effective use of biological nitrification inhibition (BNI))において第4年次に実施した研究成果に関する第4回評価会議が開催されました。拠出元である農林水産省の担当者、カウンターパート機関であるICRISAT内のプロジェクト担当者と関連の研究者、そしてJIRCASの関係者が参加しました。
JIRCAS国際シンポジウム2013「持続可能な農林水産技術開発のアジアにおける新たな展開~農村の変化と日本の優位性~」
「持続可能な農林水産技術開発のアジアにおける新たな展開~農村の変化と日本の優位性~」 をテーマとして、国連大学 ウ・タント国際会議場にてJIRCAS国際シンポジウム2013を開催しました。
2013年若手外国人農林水産研究者表彰報告
平成25年11月20日、国連大学ウ・タント国際会議場において若手外国人農林水産研究者表彰(農林水産技術会議主催)の表彰式典が挙行されました。式典は、まず表彰式において、三輪睿太郎農林水産技術会議会長の主賓挨拶に続き、来賓の皆様の挨拶、選考委員会の貝沼圭二座長より審査経緯の報告をいただきました。また、賞の授与では、三輪会長より表彰状が、岩永勝JIRCAS理事長より奨励金の目録が受賞者に授与されました。
筑波大学学園祭「雙峰祭」出展報告
筑波大学では、筑波大学学園祭「雙峰祭(そうほうさい)」を毎年実施しています。今年で39回目を数え、昨年度の来場者数は4万人にのぼり関東有数の学園祭となっています。 昨年度、JIRCASは筑波大学と協賛で公開セミナーを開催するなど、多数の研究者が筑波大学と関係を有しています。今年度、筑波大学学園祭実行委員会よりJIRCASの研究成果についてポスター展示の要請がありましたので、この要請に応え展示を行いました
アグリビジネス創出フェア2013への出展報告
平成25年10月23日(水)~10月25日(金)に東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催された「アグリビジネス創出フェア2013」において、JIRCASは研究成果の紹介・広報を行いました。
島嶼環境保全プロジェクト 第5回「淡水レンズの保全管理」セミナー開催報告
第5回「淡水レンズの保全・管理」セミナーは、現地研究調査活動の成果をプロジェクト関係者、及び関係機関と情報共有し、支援協力体制を強化するためにマジュロ環礁のダウンタウンで実施した。セミナーには、資源開発省、環境保護庁、マジュロ上下水道公社(MWSC)、マジュロ環礁地方政府、在マーシャル国日本大使館、及びJICAマーシャル支所等の政府機関を中心に約20名が参加した。
ワークショップ “Improvement of Soil Fertility with Use of Indigenous Resources in Rice Systems in Ghana”の開催報告
JIRCASは、農林水産省大臣官房国際部国際協力課委託事業「アフリカの土壌肥沃度改善検討調査」を受注し、5年間に亘るガーナ国他における試験調査の結果、水田土壌の肥沃度の維持向上に資する新しい知見や技術を蓄積してきました。こうした学術的知見や技術について、現地において広く意見を聞くため、ガーナ国ノーザン州タマレ市の開発研究大学(UDS)において、 “Improvement of Soil Fertility with Use of Indigenous Resources in Rice Systems in Ghana”と題して、二日間のワークショップを開催しました。