JIRCASの動き

2014年若手外国人農林水産研究者表彰報告

平成26年11月27日、秋葉原コンベンションホールにおいて若手外国人農林水産研究者表彰(農林水産技術会議主催)の表彰式典が挙行されました。式典は、まず表彰式において、三輪睿太郎農林水産技術会議会長の主賓挨拶に続き、来賓の皆様の挨拶、選考委員会の貝沼圭二座長より審査経緯の報告をいただきました。また、賞の授与では、三輪会長より表彰状が、岩永勝JIRCAS理事長より奨励金の目録が受賞者に授与されました。

計測制御技術の農業研究への積極的活用を検討するための研究交流ワークショップ Interactive workshop for active utilization of advanced measurement technology in agricultural research

このワークショップは、効率的な環境・生体の計測制御について技術開発研究を進めている電気学会「高度センサ応用による人・環境親和システムに関する協同研究(ISAM)委員会」と共催で、 新しい計測やセンシング技術を農業研究に積極的に利用するための情報・意見交換を目的とし、 JIRCAS熱帯・島嶼研究拠点で11月14日に開催されました。このワークショップはテレビ会議システムで中継され、つくば本所では発表者1名を含む5名の研究者が参加しました。

暁星高等学校の学生がJIRCASを見学

平成26年11月11日、私立暁星高等学校(東京都)の学生9名及び先生1名が、(独)国際農林水産業研究センター(JIRCAS)を来訪し、JIRCASの研究内容について見学しました。

JIRCASとミャンマーとの間の共同研究のための研究課題の確認:農業研究における成果とチャレンジ

(独)国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、平成26年11月5日(水)、ミャンマー国の首都であるネーピードー市において、現地の農業灌漑省との共催による「JIRCASとミャンマーとの間の共同研究のための研究課題の確認:農業研究における成果とチャレンジ」と題するセミナーを開催しました。今回のセミナーは、ミャンマー国を対象とした農業研究プロジェクトの可能性を検討するため、JIRCASとミャンマー国農業灌漑省の双方で、農業研究成果の概要や優先的な研究課題について発表し、意見交換することを目的として開催されました。

筑波大学学園祭「雙峰祭」出展報告

筑波大学では、筑波大学学園祭「雙(そう)峰(ほう)祭(さい)」を毎年実施しています。今年で40回目を数え、昨年度の来場者数は3万人にのぼり関東有数の学園祭となっています。
昨年度、筑波大学学園祭実行委員会から協力要請があり、初めて研究成果についてポスター展示を行いました。昨年度に引き続き今年度も協力要請がありましたので、この要請に応え、気候変動対応、アジアバイオマス、熱帯沿岸域養殖の3つテーマについてポスター展示を行いました。

第6回淡水レンズ保全管理セミナー

第6回「淡水レンズの保全・管理」セミナーは、昨年度に引き続き、研究調査活動の成果をプロジェクト関係機関と情報共有するために実施した。セミナーには、政府機関からは環境保護庁、マジュロ上下水道公社(MWSC)、環境計画政策調整室(OEPPC)、在マーシャル国日本大使館、在マーシャル国アメリカ大使館、及びJICAマーシャル支所等から約20名が参加した。

「生物的硝酸化成抑制(BNI)による環境保全の推進」プロジェクト(農林水産省拠出金研究)最終ワークショップ

ICRISATで実施している「生物的硝酸化成抑制(BNI)による環境保全の推進」(Development of sustainable soil fertility management for sorghum and sweet sorghum through effective use of biological nitrification inhibition (BNI))(農林水産省拠出金研究)プロジェクトにおいて、研究成果の最終報告を兼ねたワークショップが開催されました。このプロジェクトが本年10月末で終了することから、これまで毎年実施してきた成果検討に加えて、ソルガムでのBNI研究の現状についての報告やICRISATと日本でのソルガム研究についての紹介が行われました。

第6回JIRCASサイエンスカフェ開催報告

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、最近のセンターの活動や研究者の取り組み状況について情報発信するため、JIRCASサイエンスカフェを開催しています。
第6回目は、平成26年10月7日(火)、東京農業大学 「食と農」の博物館において、『東南アジアの農業と農村「ラオスの里山管理方法を作る」』と題して開催しました。

ブルキナファソで、JIRCAS主催によるシンポジウム「ブルキナファソにおける持続的農業開発のための日本の国際共同研究」が開催

2014年9月16日に、アフリカ西部のブルキナファソの首都ワガドゥグにおいて、JIRCAS主催の国際シンポジウム「ブルキナファソにおける持続的農業開発のための国際共同研究」が開催されました。同シンポジウムには、JIRCASの岩永勝理事長が出席するとともに、現地日本大使館の二石昌人大使をはじめ、現地JICA事務所から森下拓道所長、ブルキナファソから環境持続可能開発省Salif Ouédraogo大臣、科学研究技術革新省からCompaore R. A. Maxime次官、環境農業研究所(INERA)からHamidou Traoré所長代理が出席し、日ブ両国の農業開発分野に関する主立った関係者が集う会合となりました。

モザンビーク国立農業研究所(IIAM)の幹部4名を日本に招へい

平成26年9月17日~25日の日程で、モザンビーク国立農業研究所(IIAM)から、マポセ所長をはじめとする幹部4名が来日しました。これは平成26年1月12日に締結した「共同研究に関する覚書」に基づいて、JIRCASとの共同研究に関するフィージビリティー調査の一環としてJIRCASが招へいしたものです。一行は、北海道やつくばで日本の農業、畜産業の現場や研究内容を視察し、JIRCASでは9月22日に「モザンビークの農業とIIAMの農業研究」と題するセミナーを行い、9月24日には関係者の間で共同研究の課題設定に関する討議を行いました。