JIRCASの動き

公開セミナー「90億人を養うための国際農学研究」開催報告

平成24年11月22日、筑波大学において筑波大学(生物資源学類・生物資源科学専攻)と当研究所の共同開催で特別公開セミナーを行いました。セミナーには、市民の皆様、筑波大学の学生の皆様など、約180名が参加しました。

アグリビジネス創出フェア2012への出展報告

平成24年11月14日(水)~11月16日(金)に東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催された「アグリビジネス創出フェア2012」において、JIRCASは研究成果の紹介・広報を行いました。本フェアは「全国の産学官の各機関が有する、農・林・水産・食品分野などの最新技術や研究成果をわかりやすく展示し、研究機関間、研究機関と事業者との新たな連携を促す場として開催する技術交流展示会」として農林水産省が開催したもの(JIRCASは後援)です。

島嶼環境保全プロジェクト第4回「淡水レンズの保全管理」セミナー開催報告

第4回「淡水レンズの保全・管理」セミナーは、昨年度に引き続き、研究調査活動の成果をプロジェクト関係機関と情報共有するために実施しました。セミナーには、政府機関からは資源開発省(R&D)事務次官代理、環境保護庁(EPA)所長代理及び統合的水資源管理マネージャー、プロジェクト対象地域の地権者代表等から構成される淡水レンズ委員会委員長、マジュロ上下水道公社(MWSC)所長代理、マジュロ廃棄物公社(MAWC)所長、在マーシャル国日本大使館臨時代理大使、JICAマーシャル支所長代理、教育機関からはマーシャル諸島短期大学(CMI)農業普及員やハワイ大学畜産普及員等、約20名が参加しました。

郡司農林水産大臣がJIRCASをご視察

平成24年10月23日(火)郡司農林水産大臣、佐々木農林水産副大臣、鷲尾農林水産大臣政務官がJIRCASを訪問されました。

インドで開催されたサトウキビ国際シンポジウムでベストポスター賞を受賞

インドのコインバトールで開催されたサトウキビ国際シンポジウム「International Symposium on New Paradigms in Sugarcane Research」(2012年10月15~18日)において、JIRCASがポスター発表した「Characteristics of inter-generic hybrids between sugarcane and Erianthus spp.」が、遺伝資源部門のベストポスター賞に選ばれました。

「グローバルフェスタJapan2012」出展報告

政府は、10月6日を「国際協力の日」と定め、国際協力への国民の理解と参加を呼びかけています。「グローバルフェスタJapan2012」はその日を記念して開催される国内最大級の国際協力のイベントで、1990年より開催されており、今年で22周年を迎えます。

「低炭素型農村社会の構築」第7回プロジェクト・セミナー

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、平成24年9月28日(金)、ベトナム国のメコンデルタに位置するカントー市において、現地で実施中の気候変動対応プロジェクトのうち、「低炭素型農村社会の構築」に係るセミナーを開催しました。このセミナーは、毎年2回、定期的に現地で開催しているもので、今回は、プロジェクトで取り組んだバイオガス・ダイジェスター(BD)によるCDM事業が8月に国連CDM理事会に登録されたことを受け、今後の具体的な活動の進め方及び関連する調査の最新の成果等について関係者間で意見交換することを目的として開催されました。

「ガーナ国におけるJIRCAS研究成果発表会」

ガーナ国アクラ市にJIRCASアフリカ連絡拠点が開設されて、今年7月で丸3年となりました。その間、ガーナ国においては、稲作推進条件整備調査、肥沃度資源調査、アフリカ低湿地稲作(FS)、アフリカ内水面養殖などの調査・研究が行われ、第3期中期計画の初年度である2011年度からは、食料安定生産プログラムの旗艦プロジェクトであるアフリカ稲作振興プロジェクトおよび資源環境管理プログラムのアフリカサバンナ農業プロジェクトの保全農業サブプロジェクトがガーナ国で開始されました。 本発表会は、各個別プロジェクトの活動内容とともに、JIRCASが全体としてどのような取組をしているのかを現地の関係者に示すのが目的です。

第30回日本土壌肥料学会奨励賞(2012年度)の受賞

生物資源・利用領域の小原実広研究員が、第30回日本土壌肥料学会奨励賞(2012年度)を受賞しました。今回の受賞は、(1)植物栄養学分野の研究に遺伝学的手法を導入して体内での窒素の再利用を担っている酵素群の量を支配している遺伝子座を同定したこと、(2)水耕栽培による幼苗期の根の長さを評価することで窒素の反応を簡便に評価できる方法を確立するとともに、(3)その方法を用いて根の長さ、窒素の吸収ならびに収量を増加させる遺伝子をインド型の在来品種から単離したことが評価されたものです。

日本育種学会第122回講演会での記者発表報告

日本育種学会第122回講演会(平成24年9月14日~15日に京都産業大学にて開催)において、JIRCASと(独)農業・食品産業技術総合研究機構(以下農研機構)が共同で実施しているエリアンサス新品種候補の開発に関する講演が重要講演に選定され9月10日(月)に日本育種学会より記者発表されました。