国際稲研究所(IRRI)との意見交換を実施しました

令和8年4月3日(金)、国際稲研究所(IRRI)のDr. Virender Kumar研究部長、齋藤和樹上級研究員、岩永理事を国際農研にお迎えし、両機関の取組紹介とともに、今後の研究連携のさらなる深化に向けて幅広く意見を交わしました。

国際稲研究所(IRRI)との意見交換を実施しました

令和8年4月3日(金)、国際稲研究所(IRRI)のDr. Virender Kumar研究部長、齋藤和樹上級研究員、岩永勝理事を国際農研にお迎えし、両機関の取組紹介とともに、今後の研究連携のさらなる深化に向けて幅広く意見を交わしました。

国際農研からは、第6期中長期計画やこれまでのIRRIとの連携実績、今後の協力の方向性について説明しました。これに対しDr. Kumarからは、IRRIの研究戦略との整合性を踏まえた連携の推進や、人材育成分野での協力、さらには有望技術の国際展開に向けた取組など、具体的な連携の可能性について前向きなご提案をいただきました。

また、IRRIの研究体制および最新の取組についての紹介では、育種に加え、社会科学や作物栽培学、データ解析などを組み合わせた研究を通じて、持続可能な稲作システムの構築を推進していることが共有されました。特に、長期連用試験に基づく土壌炭素の蓄積や温室効果ガス排出に関する研究は、今後の重要なテーマとして注目されます。

意見交換では、環境負荷の低減と生産性向上の両立、アフリカ地域における課題への対応、栄養強化技術のあり方、さらにはデータ活用による政策提言など、多様な観点から活発な議論が行われました。

国際農研・長谷川利拡理事長からは、データに基づく科学の重要性とともに、公的研究機関としての役割への期待が示され、今後の連携強化に向けた意欲が共有されました。

今回の訪問を通じて、両機関の連携の方向性がより明確になるとともに、人材育成や研究協力のさらなる発展に向けた重要な一歩となりました。今後の具体的な取組の進展が期待されます。

Dr. Kumarによる講演

集合写真

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