日マ経済協議会第42回合同会議で農業イノベーションを議論 ― 社会実装に向けた新たな連携を構築

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日本マレーシア経済協議会(JAMECA)およびマレーシア日本経済協議会(MAJECA)主催による「日本マレーシア経済協議会第42回合同会議」が、2025年9月2日、東京国際フォーラムにて開催されました。本会議は、日本とマレーシアが隔年で開催し、両国の経済関係の一層の発展を目的とするものです。
 

2025年9月2日、東京国際フォーラムにおいて、日本マレーシア経済協議会(JAMECA)およびマレーシア日本経済協議会(MAJECA)主催による「日本マレーシア経済協議会第42回合同会議」が開催されました。本会議は、両国が隔年で開催し、日本とマレーシアの経済関係の一層の発展を目的としています。

開会にあたり、両国首脳から祝辞が寄せられ、外務省参事官および駐日マレーシア大使により代読されました。本会議には両国から約100名が参加し、その多くは経済界・民間企業の代表者で、一部に大学や研究機関からの関係者もありました。両国からほぼ同数の参加者が集い、産業界と学術界が一堂に会して意見を交わす貴重な機会となりました。

日本開催となった本会議では、第2全体会議「農業イノベーション」において、国際農研(JIRCAS)生物資源・利用領域の鵜家綾香研究員がモデレーターを務めました。セッション冒頭の挨拶では、内閣府BRIDGEプロジェクトでの取り組みを紹介し、農業イノベーションの重要性を強調しました。

続くパネルディスカッションでは、ドローンの活用、スマート農業、ブルーバイオエコノミーなど多様な分野の専門家が登壇し、農業イノベーション技術をいかにスケールアップし社会実装へと展開していくかについて活発な議論が交わされました。今回の会議を通じて、プロジェクトの社会実装をさらに推進するための重要なネットワークと連携の基盤が築かれたことは、大きな成果の一つとなりました。
 

会議冒頭

会議冒頭

鵜家研究員によるセッション挨拶

鵜家研究員によるセッション挨拶

パネルディスカッション

パネルディスカッション

パネリストとの記念撮影(写真左:鵜家研究員)

パネリストとの記念撮影(写真左:鵜家研究員)

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