国際農研は令和6年9月28日(土)~9月29日(日)に開催された国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN2024」に出展、オイルパーム産業と環境問題に触れるとともに、オイルパーム古木を利用した持続可能なパーム産業に向けた高付加価値化技術の開発を紹介しました。
オイルパーム(アブラヤシ)の果実から抽出される「パームオイル」は、世界で最も生産・消費されている植物油です。その用途は多岐にわたり、マーガリン、ホイップクリームなどの食料品や、石鹸や化粧品の原料となっており、実は生活の身近な存在となっています。
会場では、オイルパームの果実や幹の実物を展示して、伐採された幹や葉の再資源過程を説明する動画を交えて紹介しました。ブース来場者の多くがオイルパーム果実の大きさに驚かれていました。また、国際農研の研究活動が環境問題解決の一助となっていることに関心を寄せていただきました。
国際農研は、今後も農作物残渣(バイオマス)の有効活用研究を継続し、再生可能資源の利用を通じて地球環境に貢献できる研究を進めてまいります。