日本学術会議 9/29公開シンポジウム「東南アジアのアブラヤシ農園の持続的開発の問題点と課題」

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令和4年9月29日(木)に日本学術会議公開シンポジウム「東南アジアのアブラヤシ農園の持続的開発の問題点と課題」がオンラインで開催される予定です。その中、生物資源・利用領域の近藤主研が発表を行います。

令和4年9月29日(木)に日本学術会議公開シンポジウム「東南アジアのアブラヤシ農園の持続的開発の問題点と課題」がオンラインで開催される予定です。その中、生物資源・利用領域の近藤主研が発表を行います。

 

アブラヤシ果房から作られるパーム油は、世界で最も多く生産・消費され、多くの国と地域の社会・経済を支える重要かつ不可欠な植物油脂となっています。一方、アブラヤシ農園の拡大は、生物多様性の喪失や温室効果ガス排出量の増加等によって地球環境に大きなインパクトを及ぼしており、生産国だけでなく、消費国を含めた国際社会が解決すべき問題となっています。

近藤主研が参画するSATREPS課題「オイルパーム農園の持続的土地利用と再生を目指したオイルパーム古木への高付加価値化技術の開発(代表 国際農研・小杉昭彦)」では、オイルパームの植え替え時に伐採され、農園内に放置されるオイルパーム古木に着目し、パーム油の生産に伴い発生する膨大な量の農作物残渣の農園内放置がもたらす環境問題の評価や、その解決に向けたオイルパーム残渣の利活用技術の開発に取り組んでいます。

 

本シンポジウムでは、国際農研の近藤俊明主研がオイルパーム残渣の農園内放置が気候変動に及ぼす影響等について紹介するとともに、アブラヤシ農園の開発の背景や、持続的な開発や管理における問題点と課題等について、4名の研究者が最新の研究成果や知見を紹介します。

本シンポジウムには、以下のリンク先にある申込フォームに登録することで、どなたでも参加が可能です。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
https://www.scj.go.jp/ja/event/2022/link/327-s-0929_link_1.html
 

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