アジア開発銀行(ADB)のミッションが国際農研を訪問

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2024年7月2日、アジア開発銀行(ADB)のQingfeng Zhang農業・食料・自然・農村開発室上級部長をはじめとするミッションが国際農研を訪問、気候変動対応をはじめとする今後の連携可能性について意見交換を行いました。

2024年7月2日、アジア開発銀行(ADB)のQingfeng Zhang農業・食料・自然・農村開発室上級部長をはじめとするミッションが国際農研を訪問、気候変動対応をはじめとする今後の連携可能性について意見交換を行いました。

国際農研の概要紹介の後、南川和則 主任研究員(生産環境・畜産領域)がアジアモンスーン地域での間断灌漑(AWD)の普及に向けた取り組みを紹介し、飯山みゆきプログラムディレクター(情報)が「みどりの食料システム基盤農業技術のアジアモンスーン地域応用促進事業」(グリーンアジア)の活動を紹介しました。

続いて、Zhang上級部長から、農業・食料・自然・農村開発分野の主要な取り組みについて説明があり、ADB、国際農研それぞれの強みを活かした連携のあり方などについて意見交換を行いました。

また、ADBミッションは、国際農研の試験圃場も訪問し、水田からの温室効果ガス排出量を観測しているチャンバー施設を視察されました。

ADBミッションの訪問に先立ち、2024年6月28日に「アジア開発銀行(ADB)拠出事業による水田メタン削減に関するJCMを活用したフィリピン方法論案の公表に係る記者発表会」(農林水産省主催)が東京都内で開催され、農業分野の二国間クレジット制度(JCM)が始動しました記者発表会では、南川主任研究員がフィリピンでの水田水管理によるメタン排出削減の具体的手法(方法論)案の解説を行いました

国際農研では、「農業分野における二国間クレジット制度活用プラットフォーム」への参加者を募集しています。

 

南川主研によるAWDの紹介

南川主研によるAWDの紹介

飯山PDによるグリーンアジアの紹介

飯山PDによるグリーンアジアの紹介

自動GHGチャンバー視察の様子

自動GHGチャンバー視察の様子

集合写真

集合写真

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