国際ワークショップ「マングローブの管理とモニタリング―気候変動リスクを考慮した長期マングローブのモニタリング―」を開催

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国際農研は、令和6年3月4日から6日間に渡り、茨城県つくば市と沖縄県石垣島・西表島において、マングローブに関する国際ワークショップ(Mangrove Management and Monitoring-Long-term mangrove monitoring considering the climate change risks)を開催しました。

国際農研は、令和6年3月4日から6日間に渡り、茨城県つくば市と沖縄県石垣島・西表島において、マングローブに関する国際ワークショップ「Mangrove Management and Monitoring-Long-term mangrove monitoring considering the climate change risks」を開催しました。

ワークショップは2部構成とし、第1部(3月4~5日)はつくば市において、日本、マレーシア、フィリピン、インドネシア、バングラディッシュ、ミャンマーの6か国から、森林生態学、海洋生態学、多様性生物学、系統地理学、社会経済学などの多岐にわたる学術分野の専門家が参加し、16件の研究発表が行われました。

続く第2部(3月6~9日)は石垣島・西表島において、熱帯・島嶼研究拠点のマングローブの栽培実験の視察、宮良川マングローブ林の津波石や樹種の棲み分けの観察、仲間川下流部における台風によるマングローブの撹乱とその後の回復状況の観察、石垣島マングローブ周辺域の漁業やマングローブガニの分布について学びました。

ワークショップ全期間を通じてマングローブの管理とモニタリング方法について活発な情報交換等が行われ、マングローブに関する科学的議論が活発化することが期待されます。

国際ワークショップ参加者の集合写真(つくば)

国際ワークショップ参加者の集合写真(つくば)

石垣島宮良川マングローブ林での津波石の観察

石垣島宮良川マングローブ林での津波石の観察

西表島仲間川マングローブ林での台風被害の状況

西表島仲間川マングローブ林での台風被害の状況

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