東南アジア連絡拠点設立50周年記念シンポジウムを開催しました

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アジア
東南アジア連絡拠点は、東南アジアにおける国際農研の活動拠点として、1972年にタイ王国のバンコクに事務所が設置されており、2022年に設立50周年を迎えました。新型コロナウイルスによる渡航制限もなくなったことから、2023年12月14日、タイ・バンコクにて50周年記念シンポジウムを開催しました。

東南アジア連絡拠点は、東南アジアにおける国際農研の活動拠点として、1972年にタイ王国のバンコクに事務所が設置されており、2022年に設立50周年を迎えました。新型コロナウイルスによる渡航制限もなくなったことから、2023年12月14日、タイ・バンコクにて50周年記念シンポジウムを開催しました。

小山理事長の挨拶では、半世紀にわたり拠点事務所を支援してこられたタイ政府・農業局、および、共同研究を実施してきたカウンターパート機関研究者への謝辞が述べられました。日本大使館からは田坂公使、タイ農業局からはPhatchayaphon Meunchang副局長から、50周年を祝う祝辞をいただきました。

シンポジウムは2部構成とし、第1部では、これまでの国際農研の共同研究の歴史と成果(土壌、畜産、林業、食品、植物防除、水産養殖、作物育種)を、国際農研とタイ側カウンターパート機関の両者から発表しました。続く第2部では、国際農研からグリーンアジアプロジェクトを紹介し、また、FAOアジア・太平洋地域事務所(FAORAP)から昨年6月に策定されたFAO科学イノベーション戦略を踏まえたアジア・太平洋地域での取組を、ASEAN事務局から昨年10月に策定された「ASEAN持続可能な農業ガイドライン」及び行動計画と農業技術との関係等について紹介しました。その後、国際農研の東南アジアにおける共同研究の今後の方向と国際ネットワーキングに関して議論しました。

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