「グローバルフェスタJAPAN2023」に出展、高栄養価作物「キヌア」南米ボリビアでの研究をPR

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国際農研は国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN2023」に出展し、過酷環境で生育する高栄養価作物「キヌア」について、南米ボリビアでの研究活動や国際協力を紹介しました。

国際農研は令和5年9月30日(土)~10月1日(日)、国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN2023」に出展し、過酷環境で生育する高栄養価作物「キヌア」について、南米ボリビアでの研究活動や国際協力を紹介しました。

キヌアは五大栄養素をバランス良く含む穀物で、ボリビアのウユニ塩湖近くの高塩濃度地で栽培されており、優れた栄養価と環境ストレス耐性から「スーパーフード」と呼ばれています。国際農研では、日本・ボリビアの研究チームと国際共同研究体制を構築し、キヌアの育種や栽培手法などについて研究開発を行っています。

会場では、キヌアの研究に取り組む研究者らがご来場の皆さまにキヌアの研究や現地での活動について紹介しました。キヌアにご関心のある沢山の方々がブースをご訪問され、熱心なご質問やご意見で現場は大変賑わいました。

世界人口が増え続けるなか、気候変動から栽培環境は悪化し、世界の食料問題は今後より深刻な状況に陥ると言われています。国際農研では、未来の食料問題解決の手がかりの一つとして「キヌア」に注目し、今後も研究や広報活動に取り組んで参ります。

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