バイオマスEXPOでJIRCASの最新バイオマス研究成果を発信

関連プログラム
環境
関連プロジェクト
次世代バイオマス

2026年3月17日(火)〜19日(木)に東京ビッグサイトで開催された「Smart Energy Week」内バイオマス EXPO/第11回 [国際] バイオマス展において、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、未利用バイオマスの高度利用を可能にする「次世代バイオマスアップサイクル技術」を紹介しました。

2026年3月17日(火)〜19日(木)に東京ビッグサイトで開催された「Smart Energy Week」内バイオマス EXPO/第11回 [国際] バイオマス展において、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、未利用バイオマスの高度利用を可能にする「次世代バイオマスアップサイクル技術」を紹介しました。

同展示会は、バイオマス燃料・発電設備・メタン発酵設備・熱利用技術など、バイオマスエネルギーに関するあらゆる製品・技術が一堂に集結する国内最大規模の展示会です。このバイオマスEXPOに加え、太陽光や風力発電、水素などの展示会も併せて開催されたSmart Energy Week全体では1,494社が出展し、3日間の来場者数は63,274名でした。

Smart Energy Week:[公式]BIOMASS EXPO バイオマス展 展示会概要

「次世代バイオマスアップサイクル技術」は、これまでJIRCASが技術開発を進めてきた「原料マルチ化技術」、「微生物糖化技術」を基盤として、未利用バイオマスを持続可能な資源に転換する技術です。

今回の出展では、オイルパーム(油ヤシ)産業から排出される膨大な量の未利用バイオマスを活用し、エネルギーや資材を生産する次世代技術の実装をすすめる「Nexgen Biomassプロジェクト」を中心に紹介しました。また、今回共同でポスター展示を行っていただいたIHIをはじめ、日本企業との連携によって進めている国内外の多様な未利用バイオマスへの技術適用に向けた最新の試みも紹介しました。

この「次世代バイオマスアップサイクル技術」の社会実装に向けた取り組みは、本展示会の注目製品Top3として選出されたこともあり、JIRCASの展示ブースには多くの方が訪れ、3日間で700名を超える来場者にご来訪いただきました。

展示ブースでは、技術紹介ポスターパネルやプラント模型、生産する燃料用ペレットなどを用いて、我々の技術を視覚的かつ分かりやすく紹介しました。また、実際のパーム幹や空果房などの未利用バイオマスの実物サンプル等も展示し、オイルパーム生産地で課題となっている廃棄バイオマスによる環境問題についても理解を深めていただく機会となりました。

来訪いただいた企業・自治体・研究者の方々からは、技術詳細や社会実装状況に関する質問が多く寄せられました。さらに、バイオマス利活用に関連する技術を持つ企業の方からは、「実装プロセスを詳しく知りたい」「実証を一緒に検討したい」などの具体的な意向も寄せられ、展示終了直後から、技術導入に関する具体的な相談を含む複数の問い合わせをいただいています。今回の出展は、国内外のステークホルダーに国際農研の技術とその可能性を広く知っていただく、非常に有意義な機会となりました。

国際農研は、今後も未利用バイオマスを活用した脱炭素・循環型社会の実現に向け、次世代バイオマスアップサイクル技術の研究開発と社会実装を一層推進してまいります。

展示内容や技術の詳細は、以下よりご覧いただけます。

・国際農林水産業研究センター - 出展社詳細

・次世代バイオマスアップサイクル技術の国際展開

・原料マルチ化プロセス活用ベンチャー設立(2022年11月9日プレスリリース)

・微生物糖化法の新規キシラン糖化菌(令和5年度成果情報)

・IHI × JIRCAS「微生物糖化メタン発酵技術」(YouTube)

・Secrets of Upcycling Wasted Materials in Monsoon-Asia(YouTube
 

実物サンプルを活用した展示

実物サンプルを活用した展示

技術についての解説を行う研究員

技術についての解説を行う研究員

非常に多くの方に訪問いただきました

非常に多くの方に訪問いただきました

東南アジアやアフリカの方にも関心をもっていただきました

東南アジアやアフリカの方にも関心をもっていただきました

関連するページ