アグロ・イノベーション2021にバイオマスプロジェクトの研究成果を出展

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令和3年11月24日(水)から11月26日(金)に、東京ビッグサイト青海展示棟で開催された「アグロ・イノベーション2021(主催:一般社団法人日本能率協会)」に、国際農研が取り組むバイオマスエネルギーの研究活動や研究成果を出展しました。同イベントは、日本の農業ビジネスのバリューチェーン全体に関連する最先端技術と製品を展示する専門展示会です。展示会場では、検温・マスク着用・消毒等、新型コロナウイルス対策が徹底されていました。

令和3年11月24日(水)から11月26日(金)に、東京ビッグサイト青海展示棟で開催された「アグロ・イノベーション2021(主催:一般社団法人日本能率協会)」に、国際農研が取り組むバイオマスエネルギーの研究活動や研究成果を出展しました。同イベントは、日本の農業ビジネスのバリューチェーン全体に関連する最先端技術と製品を展示する専門展示会です。展示会場では、検温・マスク着用・消毒等、新型コロナウイルス対策が徹底されていました。

国際農研は、東南アジア地域におけるオイルパーム産業等から排出される未利用バイオマスを活用した微生物糖化技術の研究成果を中心に出展しました。また、地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)「オイルパーム農園の持続的土地利用と再生を目指したオイルパーム古木への高付加価値化技術の開発」で共同研究を実施している株式会社IHIにも出展していただきました。

11月26日(金)には、バイオマスエキスポフォーラム「地域活性化の新潮流!豊富な地元バイオマス資源を活用した次世代ビジネスプラン」をテーマに、小杉昭彦プロジェクトリーダー(生物資源・利用領域)が「東南アジアでの熱帯バイオマス資源の安定調達・利活用技術による地域環境保全と日本型国際貢献」を講演し、100名以上が聴講しました。

同イベントへの来場者数は3日間で6,430名でした。新型コロナウイルスの影響により来場者数は昨年より微増だったものの、国際農研へのブース来場者は例年並みに多く盛況でした。特に、国際農研が行う微生物糖化技術と、株式会社IHIが行う嫌気性排水処理装置(ICリアクター)による高効率バイオガス製造に関心・問合せが多く、バイオマスエネルギー分野での社会貢献を実感できるイベントでした。

展示ブース来場者対応の様子

小杉PLによる講演

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