マレーシアにおけるバイオマス利用による食料安全保障への貢献:持続可能な農園管理と循環型経済の新プロジェクトが始動

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国際協力機構(JICA)とマレーシア国立バイオテクノロジー研究所(NIBM)は、1月27日、2025年度技術協力プロジェクト「持続可能なアブラヤシ農園管理及び循環型経済確立のためのバイオマス利用強化プロジェクト」に関する議事録に署名しました。これにより、マレーシアにおける未利用資源を糧に変える新たな国際協力事業が正式にスタートしました。

国際協力機構(JICA)とマレーシア国立バイオテクノロジー研究所(NIBM)は、1月27日、2025年度技術協力プロジェクト「持続可能なアブラヤシ農園管理及び循環型経済確立のためのバイオマス利用強化プロジェクト」に関する議事録に署名しました。これにより、マレーシアにおける未利用資源を糧に変える新たな国際協力事業が正式にスタートしました。

参照元: マレーシア向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:持続可能なアブラヤシ農園管理及び循環型経済確立のためのバイオマス利用強化に貢献 | ニュース・広報 - JICA

本プロジェクトは、NIBM 主導のもと、アブラヤシ農園で発生する膨大なバイオマス資源を家畜飼料や魚用の養殖餌、さらには代替タンパク質源へと転換する技術の実装を目指します。これによりマレーシアおよび周辺地域の食料安全保障に寄与することを主眼としています。

この取り組みの基盤となるのは、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)が主導したSATREPSプロジェクト「オイルパーム農園の持続的土地利用と再生を目指したオイルパーム古木への高付加価値化技術の開発」の成果です。JIRCASは、これまでに蓄積した技術開発の成果を社会実装へとつなげるため、専門家派遣などを通じてプロジェクトの中核を担います。

JIRCASは、本プロジェクトを通じて、パーム未利用バイオマスを「負の遺産」から「食料生産の資源」へと変革し、持続可能な農業と強靱な食料システムの構築に貢献して参ります。

参考:SATREPSプロジェクト

OPT柔組織を用いて製造した畜産飼料用ペレット

NIBM内の養殖魚飼育設備の様子

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