宮古地区さとうきび技術員会が熱帯・島嶼研究拠点を訪問

関連プログラム
第5期中長期計画 環境 情報
関連プロジェクト
熱帯作物資源 熱帯島嶼環境保全
国名
日本
令和7年10月9日、宮古地区さとうきび技術員会の一行20名が、熱帯・島嶼研究拠点を訪問されました。同会は、宮古地区の製糖工場、さとうきび関連の市役所、県の普及課、JAなど、さとうきび生産に関係する職員で構成されており、地域のサトウキビ生産に関する情報交流や技術協議の場として活動しています。島外の生産地視察も積極的に行っており、今回の訪問は、八重山農林水産振興センター農業改良普及課の依頼により実現しました。
 

令和7年10月9日、宮古地区さとうきび技術員会の一行20名が、熱帯・島嶼研究拠点を訪問されました。同会は、宮古地区の製糖工場、さとうきび関連の市役所、県の普及課、JAなど、さとうきび生産に関係する職員で構成されており、地域のサトウキビ生産に関する情報交流や技術協議の場として活動しています。島外の生産地視察も積極的に行っており、今回の訪問は、八重山農林水産振興センター農業改良普及課の依頼により実現しました。

宮古島は日本で最もサトウキビ生産量が多い地域ですが、山がなく河川が発達していないため、水資源の多くを地下水に依存しています。本年は、2~3月の低温による生育の遅れに加え、梅雨が短く、梅雨明け後は例年同様に干ばつ傾向が続いたことから、生育の著しい停滞が見られるとのことです。

訪問当日は、熱帯・島嶼研究拠点の寳川拓生研究員と寺島義文主任研究員が、拠点で進めているサトウキビ研究を紹介しました。特に、第5期中長期計画(令和3~7年度)で実施中の「熱帯作物資源プロジェクト」で取り組む近縁遺伝資源を活用した耐乾性改良研究や、「熱帯島嶼環境保全プロジェクト」で進めている深植え栽培の実証試験や関連装置の開発に対して、参加者から強い関心が寄せられました。

圃場視察の様子

圃場視察の様子

農機視察の様子

農機視察の様子

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