熱帯・島嶼研究拠点(熱研)は第39回熱研市民公開講座を平成28年9月27日(火)に開催

(台風17号の接近により開催を延期いたしました。延期日程については再度お知らせいたします。)

お知らせ

平成28年9月12日
国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター
熱帯・島嶼研究拠点(熱研)

熱帯・島嶼研究拠点(熱研)は、第39回熱研市民公開講座を平成28年9月27日(火)に開催

ポイント

第39回熱研市民公開講座「サトウキビの糖蓄積と品種の特性」を平成28年9月27日(火)に開催し、サトウキビの糖蓄積のしくみと特徴および糖蓄積から見た品種の特性について市民のみなさまに紹介いたします。

概要

 国際農林水産業研究センター(JIRCAS)熱帯・島嶼研究拠点(熱研)は、第39回熱研市民公開講座「サトウキビの糖蓄積と品種の特性」を平成28年9月27日(火)に開催し、サトウキビの糖蓄積のしくみと特徴および糖蓄積から見た品種の特性などについて市民のみなさまに紹介いたします。石垣島における2015/2016年製糖期は、サトウキビの糖度が過去に例のない低さとなり、サトウキビ生産者や製糖工場に減収をもたらしました。サトウキビの糖蓄積のしくみと特徴および糖蓄積から見た品種の特性などを理解することは、サトウキビが基幹作物である沖縄にとって、低糖度問題の解決方法を探るためにも重要なことと思われます。
 ついては、第39回熱研市民公開講座にご参加いただき、紙面等でご紹介いただければ幸いです。

 

第39回熱研市民公開講座の開催について

(日時及び場所)

  • 日 時: 平成28年9月27日(火) 19時00分~20時30分

                      (18時30分 開場)

  • 場 所: 石垣市健康福祉センター2階 視聴覚室
  • 題 目: サトウキビの糖蓄積と品種の特性

問い合わせ先

熱帯・島嶼研究拠点(熱研)

(住所)石垣市字真栄里川良原1091-1

広報担当  伊敷 弘俊

    email: pro-nekken@ml.affrc.go.jp

本資料は、八重山記者クラブに配付しています。

(第39回熱研市民公開講座の内容)

 熱帯・島嶼研究拠点(熱研)では、世界の熱帯・亜熱帯等の開発途上地域において農業の持続性や農産物の安定生産等に寄与する研究を行っています。熱研の研究活動の一端を分かり易く市民のみなさまに紹介し、研究活動を理解していただくとともに研究情報が市民のみなさまの生活の一助になることを期待し、熱研市民公開講座を開催しています。
 2007年5月に初めて開催した熱研市民公開講座も、今回で第39回目となりました。今回の「サトウキビの糖蓄積と品種の特性」では、サトウキビの糖蓄積のしくみ、海外や日本のサトウキビ生産地の栽培・環境条件の特徴、および石垣での糖蓄積の特徴と主要品種の特性などについて市民のみなさまに紹介いたします。
 石垣島における2015/2016年製糖期は、サトウキビの糖度が過去に例のない低さとなり、サトウキビ生産者や製糖工場に減収をもたらしました。サトウキビの糖度は栽培・環境条件と品種の生物学的な特性によって決まります。沖縄の基幹作物であるサトウキビの低糖度問題を緩和しサトウキビ生産を安定させるため、講演内容が参考情報として少しでも貢献することを期待しています。

 

講演題目:サトウキビの糖蓄積と品種の特性

講演内容:

  • サトウキビの糖蓄積のしくみ
  • 海外のサトウキビ生産地の特徴
  • 日本のサトウキビ生産地の特徴
  • 石垣での糖蓄積の特徴と品種の特性

講  師:寺島義文(熱帯・島嶼研究拠点 主任研究員、高バイオマス資源作物プロジェクト)

(八重山記者クラブへのお願い)

 取材で来場される際には、受付にて名刺のご提出をお願いいたします。

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