平成28年2月8日

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
熱帯・島嶼研究拠点(熱研)

ポイント

熱帯・島嶼研究拠点(熱研)は、第３８回熱研市民公開講座「タイにおけるサトウキビ生産の現状と多用途利用に向けた取り組み」を平成２８年２月２５日(木)に開催し、タイのサトウキビ生産の現状と多用途利用について市民のみなさまに紹介いたします。

概要

　国際農林水産業研究センター(JIRCAS)熱帯・島嶼研究拠点(熱研)は、第３８回熱研市民公開講座「タイにおけるサトウキビ生産の現状と多用途利用に向けた取り組み」を平成２８年２月２５日(木)に開催し、タイにおけるサトウキビ生産の現状や問題点とその解決のための研究、多用途利用などについて市民のみなさまに紹介いたします。サトウキビ生産の拡大しているタイは、世界第4位の砂糖生産国であり、世界第2位の砂糖輸出国です。また、日本は総輸入砂糖の約6割をタイから輸入しています。変革期にあるタイの製糖産業の様子は、サトウキビが基幹作物である沖縄にとって示唆に富む参考情報になると思われます。

　ついては、第３８回熱研市民公開講座にご参加いただき、紙面等でご紹介いただければ幸いです。

第38回熱研市民公開講座の開催について

• （日時及び場所）
  • 日時：　　平成28年2月25日（木）　19時00分～20時30分（18時30分　開場）
  • 場所：　　石垣市健康福祉センター2階　視聴覚室　
  • 題目：　　タイにおけるサトウキビ生産の現状と多用途利用に向けた取り組み

問い合わせ先

• 熱帯・島嶼研究拠点(熱研)
  （住所）石垣市字真栄里川良原1091-1
  広報担当　　伊敷　弘俊 
  email: pro-nekken@ml.affrc.go.jp

本資料は、八重山記者クラブに配付しています。

（第38回熱研市民公開講座の概要）  

　熱帯・島嶼研究拠点(熱研)では、世界の熱帯・亜熱帯等の開発途上地域において農業の持続性や農産物の安定生産等に寄与する研究を行っています。熱研の研究活動の一端を分かり易く市民のみなさまに紹介し、研究活動を理解していただくとともに研究情報が市民のみなさまの生活の一助になることを期待し、熱研市民公開講座を開催しています。

　２００７年５月に初めて開催した熱研市民公開講座も、今回で第３８回目となりました。今回の「タイにおけるサトウキビ生産の現状と多用途利用に向けた取り組み」では、タイにおけるサトウキビ生産の現状や問題点とその解決のための研究、多用途利用などについて市民のみなさまに紹介いたします。サトウキビ生産の拡大しているタイは、世界第4位の砂糖生産国であり、世界第2位の砂糖輸出国です。また、日本は総輸入砂糖の約6割をタイから輸入しています。変革期にあるタイの製糖産業の様子は、サトウキビが基幹作物である沖縄にとって示唆に富む参考情報になると思われます。

　講演題目、講演内容、講師などは下記のとおりです。

• 講演題目： タイにおけるサトウキビ生産の現状と多用途利用に向けた取り組み
• 講演内容：
  • 東北タイにおけるサトウキビ生産の現状
  • 多用途型サトウキビの開発と利用
  • サトウキビ白葉病とその防除技術開発
  • バイオエタノールとバガス発電
• 講　　師：安藤　象太郎（熱帯・島嶼研究拠点　プロジェクトリーダー、総合防除プロジェクト）