石垣島で、島の農業と未来への道筋を探るイベントを開催しました

関連プログラム
環境
関連プロジェクト
熱帯島嶼環境保全
国名
日本

科研費「水共生学プロジェクト」主催、国際農林水産業研究センター、石垣市の共催で、石垣島にどのような未来が訪れるかを考えるワークショップを開催し、石垣市の農業、環境、観光、教育に携わる方、高校生に参加いただきました。また、変化する水循環の中での多様な研究の取組みについて紹介するセミナーを開催し、多くの方にご来場いただきました。

イベントの概要

科研費「水共生学プロジェクト」主催、石垣市と国際農林水産業研究センターの共催で、石垣島にどのような未来が訪れるかを考えるワークショップを開催し、石垣市の農業、環境、観光、教育に携わる方、高校生に参加いただきました。また、変化する水循環の中での多様な研究の取組みについて紹介するセミナーを開催し、多くの方にご来場いただきました。
パンフレット

石垣島未来シナリオワークショップ

ワークショップでは、石垣島で仕事をしている人、昔から住んでいる人、高校生など、異なるバックグラウンドの方々に少人数のグループになってもらい、グループワークに取り組みました。「20xx年、願いがかなった石垣島で、あなたはどのような暮らし、活動、仕事をしていますか?」「20xx年の石垣島の情景は?」「そんな20xxに向けて、今、すべきことは?」について全員の考えを出し合い、グラフィックファシリテーション担当者(株式会社たがやす)が絵に描き起こしました。いろいろな想いが絵になることで、さまざまな未来を共有することができました。また、参加した研究者にとっては、研究方向を探求する道しるべを得ることができました。

 

グループワークの発表:乃田圭吾准教授(東京大学)

グループワークの発表:岡直子主任研究員(農村開発領域)

20xx年の石垣島 グループワークより

水共生学セミナー ~水・ヒト・生き物の営みが共生する石垣島を目指して~

ワークショップに続くセミナーでは、「水・ヒト・生き物の営みが共生する石垣島を目指して」をテーマとし、熱帯島嶼環境保全プロジェクトの安西プロジェクトリーダーによる話題提供を含む、気候変動に伴い変化する⽔循環の下での⽯垣島における農業、観光、産業、社会⽂化、⽣物多様性について考えるための研究の取り組みを紹介しました。

話題提供:安西俊彦プロジェクトリーダー(熱帯・島嶼研究拠点)

閉会挨拶:大前英所長(熱帯・島嶼研究拠点)

運営メンバーご紹介

科研費「水共生学プロジェクト」 渡部哲史、藤岡悠一郎、嶋田奈穂子、荒谷邦雄

国際農研「熱帯島嶼環境保全プロジェクト」 安西俊彦、岡直子

東京大学 乃田啓吾

株式会社たがやす 鈴木耕平、出村沙代

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