「職場体験学習」つくば市立学園の森義務教育学校の第8学年が国際農研を訪問

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令和5年7月24日(月)~25日(火)、つくば市立学園の森義務教育学校の第8学年(中学2年)学園生4名がキャリア学習「職場体験学習」として国際農研を訪問しました。

令和5年7月24日(月)~25日(火)、つくば市立学園の森義務教育学校の第8学年(中学2年)学園生4名がキャリア学習「職場体験学習」として国際農研を訪問しました。同校の訪問見学は昨年に続いて2回目です。

今回は、近藤俊明 主任研究員(生物資源・利用領域)が東南アジアの熱帯雨林の特徴や現状、熱帯雨林とオイルパーム農園との関係やオイルパーム農園がもたらす環境影響を説明するとともに、熱帯林保全とオイルパーム農園経営の両立や持続的なオイルパーム産業の実現に向けた研究を紹介しました。また、研究内容だけでなく、仕事を通してのやりがいと大変さについてもアドバイスを行いました。荒井隆益 主任研究員(同領域)は、微生物を活用することでオイルパーム廃棄木などのバイオマスから燃料やプラスチックなどのさまざまな物質を生産できることを紹介しました。さらに、実際のオイルパーム幹の断面を観察したり、模型の展示物を使って、廃棄木から効率的に樹液を搾汁するシステムの説明を行ったことで生徒たちの理解を促しました。

訪問した生徒の中には、将来「研究者」になりたい目標をお持ちの方がいらっしゃいました。今回の訪問が、その夢を叶える一歩になることを願っています。

近藤主任研究員による講義

近藤主任研究員による講義

荒井主任研究員によるオイルパーム幹の断面紹介

荒井主任研究員によるオイルパーム幹の断面紹介

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