「職場体験学習」つくば市立学園の森義務教育学校の第8学年が国際農研を訪問

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令和6年7月25日(木)~26日(金)、つくば市立学園の森義務教育学校の第8学年(中学2年)学園生4名がキャリア学習「職場体験学習」として国際農研を訪問しました。同校の訪問見学は3回目です。

令和6年7月25日(木)~26日(金)、つくば市立学園の森義務教育学校の第8学年(中学2年)学園生4名がキャリア学習「職場体験学習」として国際農研を訪問しました。同校の訪問見学は3回目です。

7月25日は、国際農研の紹介後、荒井隆益主任研究員(生物資源・利用領域)が微生物を活用することでオイルパーム廃棄木などのバイオマスから燃料やプラスチック等のさまざまな物質を生産できることを紹介しました。さらに、実際のオイルパーム幹の断面を観察したり、模型の展示物を使って、廃棄木から効率的に樹液を搾汁するシステムの説明を行ったことで生徒たちの理解を促しました。

7月26日は、図書館や研究員の居室を訪問し、仕事内容についてインタビューしました。その後、八下田佳恵研究員(社会科学領域)がガーナでの研究紹介と研究計画作成ワークショップを行いました。研究では「解決したい疑問」に対して、仮説をたて、それが正しいか間違っているかを明らかにするための「研究計画」を作る作業が非常に重要です。生徒には研究計画を作る体験を行っていただきました。

訪問した生徒の中には、世界情勢に興味があったり、将来「研究者」になりたい目標をお持ちの方がいらっしゃいました。今回の職場体験が、その夢を叶える一歩になることを願っています。

 

オイルパーム廃棄木からの樹液搾汁システムの説明

オイルパーム廃棄木からの樹液搾汁システムの説明

外国雑誌にも関心を持っていただきました

外国雑誌にも関心を持っていただきました

研究員居室にて世界土壌マップの説明

研究員居室にて世界土壌マップの説明

研究計画ワークショップの様子

研究計画ワークショップの様子

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