在来作物遺伝資源や伝統食品を活用した新需要創造のための作物及び食品の開発【新需要創造】
関連プログラム
食料
2023-06-14
背景
世界の「食と農」を取り巻く環境は、気候変動やグローバル化、さらにはCOVID-19等によって変化しており、食料の生産、分配、消費のあり方は変革期を迎えています。開発途上地域で栄養改善を行うためには、様々な分野を横断する取り組みが重要であり、その地域の在来作物や伝統食品の質に関する研究が必要とされています。現在、IoTや次世代シークエンサー等の革新的な発展によって、在来作物や伝統食品の機能性や加工特性を分子レベルで包括的に解析できるようになっています。
プロジェクト目標
ラオス、ナイジェリア、日本等の多様な在来作物遺伝資源(イネ、ショウガ、ヤム等)と伝統食品の機能性及び加工特性を先端技術で明らかにして、食料や栄養の課題に対応できる生産技術、育種素材、食品を開発します。
研究課題構成
- 在来作物遺伝資源の利用法の確立
- 新たな食品開発のための評価・加工技術の開発
- 高付加価値化性作物の生産技術の開発と評価
対象国
ラオス、タイ、ナイジェリア
成果の対象者・受益者
研究機関、JICA等の普及組織、大学、食品・医薬品メーカー等
プロジェクトリーダー
圓山 恭之進(生物資源・利用領域)
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