アグロ・イノベーション2020にアジアバイオマスプロジェクトの研究成果を出展

関連プログラム
高付加価値化
国名
アジア

令和2年11月11日(水)から11月13日(金)に、東京ビッグサイト青海展示棟で開催された「アグロ・イノベーション2020(主催:一般社団法人日本能率協会)」に、国際農研が取り組むバイオマスエネルギーの研究活動や研究成果を出展しました。同イベントは、日本の農業ビジネスのバリューチェーン全体に関連する最先端技術と製品を展示する専門展示会です。展示会場では、検温・マスク着用・消毒等、新型コロナウイルス対策が徹底されていました。

令和2年11月11日(水)から11月13日(金)に、東京ビッグサイト青海展示棟で開催された「アグロ・イノベーション2020(主催:一般社団法人日本能率協会)」に、国際農研が取り組むバイオマスエネルギーの研究活動や研究成果を出展しました。同イベントは、日本の農業ビジネスのバリューチェーン全体に関連する最先端技術と製品を展示する専門展示会です。展示会場では、検温・マスク着用・消毒等、新型コロナウイルス対策が徹底されていました。

国際農研は、東南アジア地域におけるオイルパーム産業等から排出される未利用バイオマスを活用した微生物糖化技術の研究成果を中心に出展しました。また、地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)「オイルパーム農園の持続的土地利用と再生を目指したオイルパーム古木への高付加価値化技術の開発」で共同研究を実施している株式会社IHIにも出展していただきました。

11月12日(木)には、バイオマスエキスポフォーラム「農業・林業・バイオマスが導く地域活性化&国際貢献!最前線!」をテーマに、小杉昭彦プロジェクトリーダー(生物資源・利用領域)が「地球環境保全とエコノミーの両立をめざして~バイオマス活用による地産地消・外消による地域活性化へのシナリオ」を講演し、100名以上が聴講しました。

同イベントへの来場者数は3日間で5,806名でした。新型コロナウイルスの影響により来場者数は昨年に比べ半数だったものの、国際農研へのブース来場者は昨年よりも多く盛況でした。特に、国際農研が行う微生物糖化技術と、株式会社IHIが行う嫌気性排水処理装置(ICリアクター)による高効率バイオガス製造に関心・問合せが多く、バイオマスエネルギー分野での社会貢献を実感できるイベントでした。
 

展示ブース来場者対応の様子

小杉プロジェクトリーダーによる講演

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