JIRCASの動き - 日本

COP30(ブラジル・ベレン)で国際農研の研究成果と取り組みを発信

2025年11月13日~15日にブラジル・ベレンで開催された国連気候変動枠組条約第30回締約国会議(COP30)において、国際農研は各種イベントに参加し、研究成果や国際連携による取り組みを紹介しました。

荒井見和主任研究員と伊ヶ崎健大主任研究員らの論文が日本土壌肥料学会の欧文誌論文賞に選定

国際農研(JIRCAS)の荒井見和主任研究員および伊ヶ崎健大主任研究員(いずれも生産環境・畜産領域)らの論文「Protective role of reactive aluminum phases to stabilize soil organic matter against long-term cultivation in the humid tropics under volcanic influence」が、第24回日本土壌肥料学会 SSPN Award(欧文誌論文賞)に選定されました。

国際農研とフィリピン機関の共同研究5年間の成果を総括-サトウキビ栽培技術の現地実証へ

2025年12月1日、フィリピン共和国ネグロス島において、国際農研(JIRCAS)はフィリピンの共同研究機関とともに、5年間の国際共同研究の成果を総括するシンポジウムを開催しました。主催は国際農研で、在フィリピン日本国大使館から遠藤和也 特命全権大使および赤坂英則 一等書記官が出席し、日比両国の協力の重要性が改めて確認されました。

マレーシア水産研究所(FRI)との国際共同研究30周年記念シンポジウムをペナンで開催

2025年11月20日、マレーシア・ペナンにおいて、「JIRCAS-FRI共同30周年記念シンポジウム:マレー半島のマングローブ河口域を中心とした生態学および養殖研究の成果」を開催しました。

国際シンポジウム「気候変動が世界の食料需給に与える長期的影響と食料安全保障」のアーカイブを公表

令和6年12月5日、東京大学弥生講堂において、農林水産省の主催により、国際シンポジウム「気候変動が世界の食料需給に与える長期的影響と食料安全保障」が開催されました。このたび、シンポジウムの様子をJIRCAS公式YouTubeチャンネルにて公開しました。動画は日本語および英語の通訳音声付きで視聴いただけます。
 

つくばエクスプレスまつり2025に出展しました

令和7年11月3日、国際農研は、茨城県つくばみらい市のつくばエクスプレス総合基地で開催された「つくばエクスプレスまつり2025」(主催:首都圏新都市鉄道株式会社)に、つくばサイエンスツアーオフィスと共同で出展しました。

「実りのフェスティバル」にスーパーフード「キヌア」の研究成果を出展

令和7年10月31日から11月1日にかけて、サンシャインシティワールドインポートマートビル4階展示ホールA(東京都豊島区)で開催された令和7年度(第64回)「実りのフェスティバル」政府特別展示において、農林水産技術会議事務局、農研機構、国際農研は共同で「気候変動に対応するための研究開発」をテーマに出展しました。

JIRCAS国際シンポジウム2025を開催しました

2025年10月27日、国際農研(JIRCAS)は、東京都千代田区の一橋講堂において、JIRCAS国際シンポジウム2025「アジアモンスーン地域における農林水産業技術の実装加速化:生産力向上と持続可能な食料システム構築に向けた進展と展望」を開催しました。

植田佳明主任研究員が2025年度日本農学進歩賞受賞者に決定

国際農研(JIRCAS)の植田佳明 主任研究員(生産環境・畜産領域)が、2025年度(第24回)日本農学進歩賞の受賞者に決定されました。本賞は、農林水産業および関連産業の持続可能な発展に資する農学の進歩に顕著な貢献をした、40歳未満の若手・中堅研究者を対象に授与されます。

宮古地区さとうきび技術員会が熱帯・島嶼研究拠点を訪問

令和7年10月9日、宮古地区さとうきび技術員会の一行20名が、熱帯・島嶼研究拠点を訪問されました。同会は、宮古地区の製糖工場、さとうきび関連の市役所、県の普及課、JAなど、さとうきび生産に関係する職員で構成されており、地域のサトウキビ生産に関する情報交流や技術協議の場として活動しています。島外の生産地視察も積極的に行っており、今回の訪問は、八重山農林水産振興センター農業改良普及課の依頼により実現しました。