令和8年9月1日、マダガスカル国立農村開発応用研究センター(FOFIFA)および国際農研は、マダガスカル共和国アンタナナリボ市において、水稲新品種「Besalohy(べサルヒ)」のリリース式典を開催しました。
Besalohyは、DNAマーカー支援選抜を活用し、コシヒカリが有する穂数増加遺伝子MP3をマダガスカルの主力品種X265に導入して育成された新品種です。本式典は、同品種の正式な普及開始を広く国内外に発信することを目的として開催されました。
式典には、マダガスカルのラジャウナリソン首相、ラミンド農業食料主権大臣、ラヴニマナンツァ高等教育科学技術大臣ならびに戸島駐マダガスカル特命全権大使らが列席しました。ラジャウナリソン首相は、マダガスカルにおける研究活動の進展、特に国民の主食であり農家の重要な収入源でもあるコメに関する研究成果を高く評価しました。また、FOFIFAと国際農研による研究協力に謝意を示すとともに、マダガスカル政府としてFOFIFAおよび関係省庁と連携し、日本とマダガスカルの科学技術協力のさらなる発展とBesalohyの普及を支援していく方針を表明しました。
閉会の辞では、横浜で開催予定のGREEN×EXPO 2027のマダガスカル館において、Besalohyを展示する予定であることが発表されました。また、式典の模様は、多数の現地メディアで報道され、国際農研の研究成果がマダガスカル国内に広く発信されました。
写真2と写真4はマダガスカル共和国農業食料主権省より提供。



