Mangrove-based Solutions:インドネシアのマングローブ保全・再生を通じた新たな社会課題解決モデル ~国際農研の提案課題がSATREPSに条件付き採択~

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国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と独立行政法人国際協力機構(JICA)が共同で実施しているSATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)の令和8年度新規採択研究課題として、国際農研の研究者が提案した課題が条件付き*にて採択されました。

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と独立行政法人国際協力機構(JICA)が共同で実施しているSATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)の令和8年度新規採択研究課題として、国際農研の研究者が提案した課題が条件付き*にて採択されました。

 *相手国機関との実務協議が合意に至り、正式に共同研究を開始できるまでの暫定処置。


研究課題名:NbSとしての革新的なマングローブ・ブルーカーボン管理を通じたNDC目標推進プロジェクト

研究代表者:林業領域 諏訪錬平主任研究員

主要相手国研究機関:インドネシア共和国・国立研究革新庁

研究課題の概要:
本研究課題は、国が決定する貢献(NDC)とネットゼロ目標の達成に向けて、革新的かつ持続可能なマングローブ管理を自然に基づく解決策(NbS)として実現する。陸海統合型ブルーカーボン動態観測システムの開発、地域戦略の構築、コミュニティ支援を通じて、科学的根拠に基づく国レベルでの戦略提案を行うことで、インドネシアと日本の科学技術協力の深化と、アジア太平洋地域におけるブルーカーボン研究の拠点形成に寄与する。具体的には、(1)マングローブ立地評価、陸海統合型ブルーカーボン動態観測および生物多様性評価を可能とする革新的なマングローブ観測システムを開発する。また、(2)マングローブ生態系の効率的な回復・保全のための地域戦略を地域住民・企業と共同で実践的に開発する。さらには、(3)生計調査を含む社会経済的分析に基づき持続可能なコミュニティ形成のためのNbSネットワーク開発を行う。(4)(1)~(3)の統合的分析に基づき、マングローブの保全・再生による温室効果ガス排出削減のための国家戦略に資する提案書を作成する。

JSTプレスリリース:https://www.jst.go.jp/pr/info/info1842/index.html
JICAプレスリリース:https://www.jica.go.jp/information/press/2026/20260416_11.html

SATREPSは「科学技術外交」強化の一環として、実施されているプログラムであり、開発途上国のニーズを基に、地球規模課題を対象とした国際共同研究を推進しています。国際農研は、上記の新規採択課題を含めたSATREPSでの活動により、SDGsに積極的に対応すると共に、国際共同研究を通じた地球規模課題の解決を通じて、国際社会に貢献してゆきます。

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