国際農研(JIRCAS)の植田佳明 主任研究員(生産環境・畜産領域)が、2025年度(第24回)日本農学進歩賞の受賞者に決定されました。
本賞は、農林水産業および関連産業の持続可能な発展に資する農学の進歩に顕著な貢献をした、40歳未満の若手・中堅研究者を対象に授与されます。2025年度は日本農学進歩賞選考委員会による厳正な審査の結果、11名の受賞が決定しました。授賞対象は生命科学、環境科学、生物生産科学、食品科学、国際貢献など幅広い農学分野にわたります。
植田主任研究員は「植物の栄養ストレス応答とその耐性メカニズムに関する研究」において高く評価されました。窒素やリンなどの栄養素不足に直面した植物が示す分子レベルでの応答や耐性形成の仕組みを解明し、環境変動に強い作物の育成に資する成果として注目されています。。
授賞式および受賞者講演会は、2025年11月28日(金)13時より、東京大学農学部弥生講堂にて開催され、オンライン配信も予定されています。参加をご希望の方は公益財団法人農学会公式サイトをご参照ください。
https://www.nougaku.jp/award/award1.2025.html