生産環境・畜産領域の伊ヶ崎健大研究員が公益財団法人農学会の「日本農学進歩賞」を受賞

国名
日本

JIRCAS生産環境・畜産領域の伊ヶ崎健大研究員が、日本農学進歩賞を受賞しました。授賞式は、平成26年11月28日(金)に、東京大学弥生講堂にて開催され、同学会の長澤寛道会長から賞状と記念品が贈られました。同賞は、「人類と多様な生態系が永続的に共生するための基盤である農林水産業およびその関連産業の発展に資するために、農学の進歩に顕著な貢献をした者を顕彰する目的」で農学会により設けられた賞で、今年で第13回目を迎えます。

JIRCAS生産環境・畜産領域の伊ヶ崎健大研究員が、日本農学進歩賞を受賞しました。授賞式は、平成26年11月28日(金)に、東京大学弥生講堂にて開催され、同学会の長澤寛道会長から賞状と記念品が贈られました。同賞は、「人類と多様な生態系が永続的に共生するための基盤である農林水産業およびその関連産業の発展に資するために、農学の進歩に顕著な貢献をした者を顕彰する目的」で農学会により設けられた賞で、今年で第13回目を迎えます。

伊ヶ崎研究員は、最貧国が連なる西アフリカ・サヘル地域から飢えを無くすため、現地で問題となっている砂漠化がどのようなメカニズムで発生するか、また現地の農民に負担を与えない対処技術はどのようなものかというテーマで研究に取り組んできました。伊ヶ崎研究員が開発した“何もしない”ことで実施できる「耕地内休閑システム」は、今後サヘル地域での砂漠化抑制と食糧増産に大きく貢献するものとして、高く評価されました。

授賞式終了後に、伊ヶ崎研究員は受賞記念講演「西アフリカ・サヘル地域における砂漠化メカニズムの解明と省力的砂漠化対処技術の開発及び普及」を行いました。

日本農学進歩賞を受賞した伊ヶ崎健大研究員

長澤寛道会長(右)により賞状・記念品を授与される伊ヶ崎研究員

受賞講演を行う伊ヶ崎研究員

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