林野庁の国際部門担当者が国際農研を訪問、熱帯林業プロジェクトや今後の連携について意見交換

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令和7年5月22日、林野庁の海外の森林・林業に関係する木材貿易対策室と海外林業協力室の本田知之課長補佐、田端朗子課長補佐ら4名が国際農研を訪問しました。

令和7年5月22日、林野庁の海外の森林・林業に関係する木材貿易対策室と海外林業協力室の本田知之課長補佐、田端朗子課長補佐ら4名が国際農研を訪問しました。

当日は、国際農研の林業領域から安部久領域長、谷尚樹主任研究員、田中憲蔵主任研究員、河合清定研究員が参加し、タイ、マレーシア、インドネシアで実施している環境適応型林業プロジェクトSATREPS熱帯林強靭化プロジェクトの概要、これまでに得られた研究成果について紹介しました。さらに、ゲノム選抜育種技術や種苗生産、合板や家具など木材利用に至る幅広い分野についても、活発な意見交換が行われました。

林野庁からは、熱帯地域で実施している森林減少抑止や持続可能な木材サプライチェーン構築に関連する事業の概要説明がありました。また、横浜に本部を置く国際熱帯木材機関(ITTO)との連携状況や、有用樹種であるチークに関する国際会議の情報提供がありました。

今回の訪問を通じて、今後の情報共有や意見交換の機会拡大に向けて、有意義な意見交換を行うことができました。
 

意見交換の様子

意見交換の様子

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