令和6年3月16日~21日に横浜国立大学で開催された第71回日本生態学会大会において、林業領域の河合清定研究員が第12回(2024年)日本生態学会奨励賞(鈴木賞)を受賞しました。
「日本生態学会奨励賞(鈴木賞)」は、学位取得後4年くらいまでの今後の優れた研究展開が期待できる研究者に授与される賞です。
河合研究員は、樹木の葉や木部の組織形質の機能的意義を、解剖学的手法と生理学的測定を組み合わせて追及してきました。今回、熱帯・亜熱帯産樹木の木部形質と通水・貯蔵機能との関係性、柔組織の形質と乾燥地における耐乾戦略との関係など、維管束植物の機能形質評価という重要分野において優れた業績を上げ、かつ今後も一層の活躍が期待されることから、日本生態学会奨励賞(鈴木賞)受賞に相当しいと評価されました。
横浜大会における日本生態学会奨励賞(鈴木賞)受賞の選考結果(日本生態学会)
https://www.esj.ne.jp/esj/award/shorei/12.html