国際イネ会議にて「アジアモンスーン地域における基盤農業技術の実施促進」シンポジウム開催

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アジア

国際イネ会議(International Rice Congress : IRC)は、国際イネ研究所(IRRI)が主催する会議であり、4年に1回開催されています。今回、IRCが10月16-19日の4日間の日程で、IRRI本部のあるフィリピンで初めて開催され、国際農研の研究者が農研機構の研究者とともに出席し、10月17日に「アジアモンスーン地域における基盤農業技術の実施促進」と題したシンポジウムを行いました。

国際イネ会議(International Rice Congress : IRC)は、国際イネ研究所(IRRI)が主催する会議であり、4年に1回開催されています。今回、IRCが10月16-19日の4日間の日程で、IRRI本部のあるフィリピンで初めて開催され、国際農研の研究者が農研機構の研究者とともに出席し、10月17日に「アジアモンスーン地域における基盤農業技術の実施促進」と題したシンポジウムを行いました。

セッション1では、グリーンアジアの概要、グリーンアジアの応用研究に関連するAWD技術、イネいもち国際判別システム、及びドローンを用いたGHG排出測定技術について国際農研から紹介しました。

セッション2では、グリーンアジアの活動の一環として取りまとめた「アジアモンスーン地域の生産力向上と持続性の両立に資する技術カタログ」の中からセッション1に含まれない稲作関連技術をそれぞれ国際農研と農研機構から紹介しました。具体的には、ライフサイクルアセスメント(LCA)によるAWD技術を導入した場合のメタン排出削減効果の測定を国際農研が、スマート生産システム、中干し技術、ICTに基づく稲作水管理システム、及び田んぼダムの技術について、農研機構が紹介しました。

 

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