環境省国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターご一行が熱研を訪問

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令和5年9月6日、環境省石垣自然保護官事務所(国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター)の山本上席自然保護官・離島希少種保全専門官をはじめ計4名の方が国際農研の熱帯・島嶼研究拠点(沖縄県石垣市)を訪問され、熱帯・島嶼研究拠点および熱帯島嶼環境保全プロジェクトが実施している研究内容について視察されました。

令和5年9月6日、環境省石垣自然保護官事務所(国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター)の山本上席自然保護官・離島希少種保全専門官をはじめ計4名の方が国際農研の熱帯・島嶼研究拠点(沖縄県石垣市)を訪問され、大前英熱帯・島嶼研究拠点所長と安西俊彦熱帯島嶼環境保全プロジェクトリーダーと打ち合わせを行いました。

環境省はこれまで自然再生推進法に基づき、石西礁湖自然再生協議会の事務局として石西礁湖のサンゴ礁生態系のモニタリングなどを実施しています。サンゴ礁保全のためには陸域からの土砂や栄養塩類といった環境負荷を軽減することが重要で、今回、熱帯・島嶼研究拠点および熱帯島嶼環境保全プロジェクトが実施している研究内容について視察されました。熱帯島嶼環境保全プロジェクトで開発している技術は農業の生産性と環境保全の両立に貢献するものであり、大変興味を持って頂くことができました。山本上席自然保護官より、石垣市が全庁横断的な組織体制でサンゴ礁生態系の環境負荷低減と持続可能な利活用を行うため、市役所内にサンゴ保全庁内連携チームを設置し、これまで以上に陸域からの負荷軽減対策を行うことになったとの情報提供をいただきました(参考:https://www.y-mainichi.co.jp/news/39759(八重山毎日新聞2023年8月16日付「サンゴ保全、全庁体制で 石垣市 8課連携チーム設置」)。

当拠点やプロジェクトがこうした活動にも貢献できるよう、引き続き研究活動に取り組んで参ります。

研究内容について視察および意見交換の様子

研究内容について視察および意見交換の様子(左が山本氏、右が大前所長)

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