村岡研究員らの論文が第11回アジア農業経済学会国際会議において大会賞を受賞

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国名
ケニア

令和5年3月18~20日に開催された第11回アジア農業経済学会国際会議(青山学院大学)において、村岡里恵研究員(社会科学領域)らの研究成果「Sustainable Intensification of Maize Farming in Kenya: Evidence from a Longitudinal Smallholder Survey」が大会賞(第三位)を受賞しました。

令和5年3月18~20日に開催された第11回アジア農業経済学会国際会議(青山学院大学)において、村岡里恵研究員(社会科学領域)らの研究成果「Sustainable Intensification of Maize Farming in Kenya: Evidence from a Longitudinal Smallholder Survey」が大会賞(第三位)を受賞しました。

本論文で同氏らは、近年ケニアの人口過密地域で採用され始めた技術や手法(※)の採用決定要因と、土地生産性の関連を実証的に分析しました。その結果、土地に対する人口圧力が持続可能な集約農業の採用を促進すること、また、集約農業の採用によって土地生産性が向上することを明らかにしました。

※収量性の高いハイブリッドトウモロコシ、化学肥料、有機肥料の使用、トウモロコシと豆類の混作による持続可能な集約農業

農家が入手可能な農業投入物を適切に組み合わせて持続可能な集約農業を普及することは、アフリカの食料生産性を大きく向上させる可能性があることを示しました。

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