ケニア
関連するJIRCASの動き
村岡研究員らの論文が第11回アジア農業経済学会国際会議において大会賞を受賞
令和5年3月18~20日に開催された第11回アジア農業経済学会国際会議(青山学院大学)において、村岡里恵研究員(社会科学領域)らの研究成果「Sustainable Intensification of Maize Farming in Kenya: Evidence from a Longitudinal Smallholder Survey」が大会賞(第三位)を受賞しました。
国際ワークショップ「アフリカにおける持続可能な農村バイオエネルギー解決策」を開催
平成30年1月19日、JIRCASは、世界アグロフォレストリーセンター(ICRAF)、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)と共催で、ケニアにて、国際ワークショップ「アフリカにおける持続可能な農村バイオエネルギー解決策」を開催しました。当日の発表資料を本サイトでご覧になれます。
関連する現地の動き
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Pick Up
15. 新型コロナウイルス・パンデミック ―世界貿易減少と商品作物輸出依存途上国への影響
熱帯・亜熱帯地域の高地に位置する途上国では、従来、茶・コーヒーなどの輸出商品作物栽培がさかんですが、最近では主要仕向け地への航空貨物ネットワークの確立により、花卉・園芸産業も急激に輸出を伸ばし、グローバル・バリューチェーンに大きく組み込まれています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックは、国際需要の落ち込みと国際線停止によって、商品作物輸出に依存する途上国に大打撃を与えています。2020年4月8日、世界貿易機関 (WTO)は、2020年の世界貿易量が13-32%落ち込むことを予測、人々の生活を守るために前例のない措置をとる必要性を訴えました。とりわけ商品作物に外貨獲得・GDP・雇用創出を依存する食料輸入国の食料安全保障状況について注視していく必要があります。
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会議概要報告
「アフリカ稲作振興のための共同体(CARD)」運営委員会への参加
2017年12月7日から8日にかけて、ケニア・ナイロビにおいて、日本政府・JICA等が推進する「アフリカ稲作振興のための共同体(CARD)」運営委員会が開催され、JIRCASも運営委員として、最終年度に向けた最終評価レポートの審議と次期フェーズの枠組みに関する議論に参加しました。
刊行物
広報JIRCAS (1)
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 広報JIRCAS. 1 ( )
jircas_1.pdf9.43 MB
熱帯農業地域における国別研究問題とその背景 : 第1部
大野芳和, 石原修二, 牛膓英夫, 尾和尚人, 濱村邦夫, 池田俊彌, 宮重俊一, 国際農林水産業研究センター研究資料. 3 , 1- 107 ( )
researchdoc3-_1-107.pdf21.3 MB
熱帯圏における広域モニタリング (第13回熱帯農業専門分野別研究会--国際農業研究における情報問題)
沢田 治雄, 熱帯農研集報. 72 , 40- 50 ( )
熱帯高地の気象 (第12回熱帯農業専門分野別研究会--熱帯高地における作物栽培とその環境)
真木 太一, 熱帯農研集報. 70 , 1- 31 ( )
アフリカの畜産資源調査報告 : I 西アフリカにおけるトリパノゾーマ病耐性家畜遺伝資源調査 : セネガル・ガンビア・ナイジェリア・ケニア・エチオピア II 東アフリカにおける在来牛と羊の遺伝資源調査 : エチオピア・ケニア・イギリス
今泉英太郎, 峰澤満, 小畑太郎, 熱研資料. 85 ( )
nekken_shiryo85-_-.pdf47.88 MB
関連するイベント・シンポジウム
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ワークショップ「アフリカにおける持続可能な農村バイオエネルギー解決策」
- 場所
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ICRAF国際会議場(ケニア共和国ナイロビ市)
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TICAD VI 特別サイドイベント:「アフリカにおける森林及びランドスケープ再生の推進」
- 場所
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ケニア・ナイロビ市
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TICAD VI 特別サイドイベント:「木質エネルギーの将来」
- 場所
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ケニア・ナイロビ市
出張報告書
報告書番号 | 出張年月 | 国名 | 出張目的 | 関連プログラム |
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H31-0217 | 2019年09月 - 2019年10月 | ケニア, マダガスカル | 2019年雨期作試験準備・開始、現地調査、国際稲研究所アフリカ拠点での研究協議 | 農産物安定生産 |
H30-0462 | 2019年03月 - 2019年03月 | ケニア, ブルキナファソ | 現地圃場試験の準備 | 資源・環境管理 |
H30-0460 | 2019年02月 - 2019年03月 | ブルキナファソ, ケニア | 1.JICAブルキナファソ:成果検討会開催のための関係機関との打合せ、農家圃場試験のための調査他、2.アフリカ流域管理:試験設備の修理他 | 資源・環境管理 |
H31-0102 | 2019年06月 - 2019年06月 | ケニア, ルワンダ | CARD運営委員会及びSDGC/A 3周年記念式典会合への参加 | 情報収集分析 |
H30-0328 | 2019年01月 - 2019年03月 | ケニア, イタリア | アフリカ連絡拠点業務及び理事長インセンティブ動向調査、IFNA運営会議参加、IFNAケニア国別戦略策定支援のための郡政府訪問 | 情報収集分析 |
研究成果情報
- アフリカ稲作におけるケイ素欠乏の実態とその要因(2013)
アフリカの農家圃場ではケイ素欠乏値を示すイネが広範にみられ、土壌のケイ酸供給力不足、不安定な水条件をもつ稲作生態系、および窒素施用量の増加を要因として、ケイ素欠乏のリスクが高まる。
- ケニア産オオタバコガに対する有用天敵2種の寄生特性(2004)
ケニアのオオタバコガHelicoverpa armigera幼虫に対して、捕食寄生性昆虫であるヤドリバエ2種(Drino zonata, Linnaemya longirostris)が天敵として有望であり、2種共存下で共倒れしないのでこの2種を併用する事が可能である。
- ケニアの食生活に占める昆虫食の実態(1997)
昆虫食の実態とそれが現地の食生活に果たす役割を主にケニアで調査した。最も良く食べられている昆虫はシロアリの羽アリで、特に西ケニアの農村では作物の収穫の途切れる雨期の食料として、不足がちな動物性タンパクおよび脂肪の補給源となっている。