寳川研究員が優秀発表賞(口頭)を受賞!-日本作物学会第254回講演会

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国名
日本

令和4年9月20~21日に開催された日本作物学会第254回講演会(福島大学食農学類)において、熱帯・島嶼研究拠点の寳川拓生研究員が、研究成果「サトウキビおよびエリアンサスの乾燥ストレスに対するガス交換および代謝物の応答」(寳川拓生・若山正隆)で、優秀発表賞(口頭)を受賞しました。

令和4年9月20~21日に開催された日本作物学会第254回講演会(福島大学食農学類)において、熱帯・島嶼研究拠点の寳川拓生研究員が、研究成果「サトウキビおよびエリアンサスの乾燥ストレスに対するガス交換および代謝物の応答」(寳川拓生・若山正隆)で、優秀発表賞(口頭)を受賞しました。

寳川研究員は、受賞対象となった研究成果で、サトウキビの近縁属植物エリアンサスはサトウキビ比べ葉のガス交換レベルの水利用効率が優れることを明らかにしました。また、メタボローム解析手法を用いて植物体各部位の1次代謝物を網羅的に調べたところ、エリアンサスの高い水利用効率と関連する代謝物を多く見出しました。本研究成果は、高い水利用効率に関連するバイオマーカー構築の基礎データとなり、今後データ蓄積を進めることでエリアンサスを用いたサトウキビの耐乾性育種の発展に寄与することが期待されます。

優秀発表賞(口頭)を受賞した寳川研究員

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