2013年度 JIRCASの動き

「グローバルフェスタJapan2013」出展報告

「グローバルフェスタJapan2013 見つけよう!世界とつながるあらたなトビラ」をテーマに、日比谷公園で10月5日(土)及び6日(日)の2日間にわたって開催されました。 JIRCASは、開発途上地域における農林水産業の研究を包括的に行う我が国唯一の機関として、国際機関・公的機関等のエリアにブースを設置し、研究プログラム「資源環境管理」・「食料安定生産」・「農村活性化」、「熱帯・島嶼研究拠点紹介」のパネル展示を行うとともに、刊行物・JIRCASニュースの配布及びJIRCAS紹介ビデオの放映を行いました。

「低炭素型農村社会の構築」第9回プロジェクト・セミナー

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、平成25年9月27日(金)、ベトナム国のメコンデルタに位置するカントー市において、現地で実施中の気候変動対応プロジェクトのうち、「低炭素型農村社会の構築」に係るセミナーを開催しました。このセミナーは、毎年2回、定期的に現地で開催しているもので、今回は、昨年8月にCDM事業として国連登録されたこと及び本年6月から第1回目のモニタリング期間が開始されたことを受け、事業の進捗及び今後の具体的な進め方等について関係者間で意見交換・調整することを目的に開催されました。

2013 JIRCAS-カントー大学「気候変動対応プロジェクトワークショップ」

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、平成25年9月26日(木)、ベトナム国のメコンデルタに位置するカントー市において、「気候変動に対応した開発途上地域の農業技術開発」プロジェクトのうち、ベトナムで実施中の課題についてのワークショップを開催しました。このワークショップは、毎年、現地で開催しているもので、本年は、プロジェクトの中間年に当たることから、JIRCAS安中理事の出席のもと、プロジェクトの進捗状況と今後の計画について報告と検討を行うことを目的として開催されました。

国際ワークショップ「Direction of blast studies in Asia, Africa, and Japan(アジア、アフリカそして日本におけるいもち病研究の方向性)」開催の報告

本ワークショップは、アジア、アフリカからの参加者を含め、12か国の国立研究機関、大学、国際協力機構(JICA)などの、合計約60名の研究者や学生等が集まり、国際機関としての国際稲研究所(IRRI、フィリピン国)とアフリカ稲センター(AfricaRice、西アフリカ、ベナン国)の協力と国際農業研究協議グループ(CGIAR)のプログラムであるGRiSPの支援も受けながら開催されました。

JIRCASとタイ農業局による多用途型サトウキビの未来に関する共同ワークショップ開催の報告

JIRCASとタイ農業局との共同研究で開発された、多用途型サトウキビ(Multi-Purpose Sugarcane、以下MPSと表記)*の実用化を進めるための議論を行うことを目的として、日本とタイから約40名の参加者を得て、本ワークショップが開催されました。

生物的硝化抑制(BNI)に関する研究発表が多くのメディアに取り上げられました。

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)生産環境・畜産領域Guntur V. Subbarao(グントゥール V スバラオ)主任研究員が、2013年9月15日から19日までオーストラリア・シドニーで開催された第22回国際草地会議において、「Nitrogen management in grasslands and forage-based production systems - Role of biological nitrification inhibition (BNI) (草地と牧草生産システムでの窒素の管理 — 生物的硝化抑制(BNI)の役割)」と題して基調講演を行いました。この「生物的硝化抑制」が世界中のメディアに取り上げられています。

林農林水産大臣がJIRCASをご視察

平成25年9月3~4日の日程で、林芳正農林水産大臣が筑波農林研究団地を視察のため来県され、4日(水)にJIRCASを訪問されました。

「タイ科学技術博覧会2013」へJIRCASブースを出展

タイ科学技術省が主催する「タイ科学技術博覧会(Thailand National Science and Technology Fair 2013)」が、2013年8月6日(火)~21日(水)の間、バンコク市内のBangkok International Trade and Exhibition Centre (BITEC)で開催されました。本博覧会には、JIRCASは2007年から毎年出展しており、本年もJIRCASのタイにおける研究成果を展示するブースを、日本パビリオン内に出展しました。

茨城県立取手第二高等学校の学生がJIRCASを見学

平成25年8月2日、茨城県立取手第二高等学校の学生2名と引率の教師2名が、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)を来訪し、食料安定生産プログラムの研究内容について見学しました。

第2回JIRCASサイエンスカフェ開催報告

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)の活動、研究者のこれまでの取組について情報発信するために、JIRCASサイエンスカフェを開催しております。サイエンスカフェでは、地域の方々に農業試験研究の取り組みをご理解いただくために、研究者が専門分野の話題を中心に親しみやすくお話いたします。

ボツワナ政府貿易ミッションご一行がJIRCASを訪問

平成25年6月7日(金)にボツワナ政府貿易ミッションご一行(ボツワナ投資貿易センター理事会議長を含む8名)がJIRCASを訪問されました。

第5回アフリカ開発会議(TICAD V)に関連したJIRCASの取り組みについて(報告)

平成25年6月1~3日の日程で横浜において開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD V)に関連し、JIRCASはブース出展やプレイベントワークショップ 「アフリカ農業研究の新たな展開」、セミナーを開催しました。

バイオマスエキスポ2013への研究成果の出展報告

平成25年5月29日(水)~5月31日(金)に東京ビッグサイト(東京都江東区)において、「エネルギー、自動車、新産業の創出、そしてこれからの街づくりのためのソリューション」をテーマに5つの展示会を複合的に開催する、「スマートコミュニティJapan 2013」が開催され、JIRCASはその展示会のうちの「バイオマスエキスポ」に出展し、これまでのJIRCASのバイオマス関連の研究成果の広報を行いました。

TICAD V プレイベントワークショップ 「アフリカ農業研究の新たな展開 (New Stages of Agricultural Research in Africa) 」の開催報告

このワークショップは、第5回アフリカ開発会議(TICAD V)の開催にあわせ、独立行政法人国際農林水産業研究センター(JIRCAS)と国際農業研究機関によるアフリカでの研究活動を紹介し、TICADプロセスに貢献しうる農業技術開発のあり方について考えることを目的として、5月31日に開催されたものです。

島嶼環境保全プロジェクト(マーシャル諸島)第5回運営委員会開催報告

2013年4月24日14:00~15:30、マーシャル諸島共和国資源開発省2階会議室で第5回運営委員会が開催されました。C/P機関の資源 開発省をはじめ、環境保護庁、マジュロ環礁地方政府等に勤務する農業・地下水関係行政担当者及び研究者が参加しました。JIRCASがローラ島で 実施している淡水レンズ動態把握、水質管理手法技術開発、淡水化装置開発、及び野菜栽培技術開発等に係る2012年度研究調査現地活動成果ならび に2013年度計画について説明を行いました。