- 開催日時
- 2013年5月31日(金) 13:00~17:10
- 開催場所
- 東京大学弥生講堂一条ホール (東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内)
- 主催 Organized by
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- 国際農林水産業研究センター Japan International Research Center for Agricultural Sciences (JIRCAS)
- 国際農業研究協議グループ基金事務局 Consultative Group on International Agricultural Research (CGIAR) Fund Office
- 後援 Supported by
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- 農林水産省農林水産技術会議事務局 Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat, MAFF
- 東京大学大学院農学生命科学研究科 Graduate School of Agricultural and Life Sciences, the University of Tokyo
会議概要
このワークショップは、第5回アフリカ開発会議(TICAD V)の開催にあわせ、独立行政法人国際農林水産業研究センター(JIRCAS)と国際農業研究機関によるアフリカでの研究活動を紹介し、TICADプロセスに貢献しうる農業技術開発のあり方について考えることを目的として、5月31日に開催されたものです。
セッション1 「国際農業研究機関のアフリカでの活動」では、特別講演「アフリカにインパクトを与えるコメ科学研究」の後、アフリカ農業開発のための国際農業研究協議グループ(CGIAR)の戦略やCGIAR傘下の国際農業研究機関の活動とその方向性が報告されました。
セッション2「JIRCASのアフリカにおける研究活動」では、熱帯又は亜熱帯に属する地域その他開発途上地域における農林水産業の研究を包括的に行う我が国唯一の研究機関であるJIRCASが、現在アフリカで実施している研究プロジェクト(稲作研究、ヤム・ササゲ研究、水利用技術、植林CDM)の目標と成果について報告がなされました。
このワークショップには、アフリカでの経験がある内外の研究関係者だけではなく、行政、NGOおよび民間企業からも参加いただき、活発な議論がかわされました。また、これからアフリカ等開発途上地域の農業研究に関わろうとする学生の皆様も多く参加し、海外での研究に取り組む際の心構え等についての質問もありました。
食料増産の必要性がきわめて高いアフリカにおいて、JIRCASならびに国際農業研究機関が連携をとりながら、インパクトのある農業研究の進め方について考える良い機会になりました。
- 【資料】 プログラム
- r20200817.pdf175.72 KB