温暖化稲作サブプロジェクト第1回年次会議

関連プログラム
資源環境管理

気候変動対応プロジェクトの温暖化稲作サブプロジェクトの第1回年次会議を、5月5~6日に国際稲研究所(IRRI)で開催しました。

日時
2011年5月5日・6日
会場
フィリピン ロスパニョス市 IRRI
主催・後援等
JIRCAS、IRRI

会議概要

気候変動対応プロジェクトの温暖化稲作サブプロジェクトの第1回年次会議を5月5~6日に国際稲研究所(IRRI)で開催しました。第1日目はIRRIの作物環境部長(Dr. Bas Bouman)による開会の後、プロジェクト概要の説明及び4つの課題(気象、育種、土壌肥料、意志決定システム)について、JIRCAS、(独)海洋研究開発機構(JAMSTEC)、IRRIの各課題責任者から研究計画と概要の報告が行われました。午後からはJIRCASの分科会(2011年2月)で出された意見や質問と、それらに対する回答について意見交換を行いました。次にIRRIの不良条件地域の稲作プログラム(Consortium for Unfavorable Rice Environment;CURE)の1つで南ラオスのプロジェクトについてIRRIから概要紹介があり、引き続き本サブプロジェクトのラオスとインドネシアの共同研究機関から3つの報告がありました。なお、ラオスの共同研究機関は国立農業森林研究所、インドネシアの共同研究機関は農業環境研究所と農業技術評価研究所です。
2日目の午前は、プロジェクトの工程表をもとに、課題ごとに進捗状況の確認と今後1年間の計画について、ラオスとインドネシアの共同研究機関における具体的な試験方法について意見交換を行いました。午後は、3つのグループ(気象と意志決定システム、育種と土壌肥料(インドネシア)、育種と土壌肥料(ラオス))に別れ、グループごとに今後1年間の試験の進め方や実施の段取りについて今後の方向性をまとめました。

第1回年次会議の様子

第1回年次会議参加者

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