羽佐田勝美主任研究員、ラオスのフードセキュリティ研究で日本国際地域開発学会奨励賞を受賞!

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ラオス
日本国際地域開発学会2024年度春季大会(令和6年6月29日)において、羽佐田勝美主任研究員(農村開発領域)が学会奨励賞を受賞しました。

日本国際地域開発学会2024年度春季大会(令和6年6月29日)において、羽佐田勝美 主任研究員(農村開発領域)が学会奨励賞を受賞しました。
https://www.jasrad.jp/prize.html

本賞は、日本国際地域開発学会において優れた研究活動を行っていると認められた学会員に対して授与されるものです。同氏は、統計資料や現地調査のデータを用い、ラオスのフードセキュリティに関する研究を一貫して推進してきました。

受賞において、緻密なフィールド調査を通じて解明した、コメの生産と地域における供給不足、野生動物を含む動物性タンパク質へのアクセス状況、ラオスの伝統魚発酵食品に対する嗜好性などの研究成果が、ラオスの安定的な食材供給および栄養改善の実現に貢献する内容であることが、高く評価されました。

これらの研究成果の一部は、共同研究者の研究成果と共にアニメーションビデオや野生動物データベースアプリにもまとめられ、公表されています。

対象論文:

  1. 「ラオスにおけるコメのフードセキュリティの地域間格差とコメ不足地域の課題」(開発学研究、2023 年 2 月、33巻 2 号、pp.31-38)
  2. 「ラオス農山村の動物性タンパク質摂取に影響を与える地域特性要因」(開発学研究、2022 年 7 月、33 巻 1 号、pp.1-17)
  3. 「ビエンチャン特別市におけるパデークの消費者購買行動と満足度評価」(開発学研究、2021 年 12 月、32 巻 2 号、pp.1-9)
  4. 「ラオス国ビエンチャン特別市における魚発酵食品パデークの流通の現状と課題」(開発学研究、2019 年 7 月、第 30 巻 1 号、pp.65-74)

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羽佐田勝美主任研究員

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