2021年農業技術10大ニュースに「BNI強化コムギの開発」が選定

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令和3年12月23日(木)、農林水産省は「2021年農業技術10大ニュースの選定について」を発表しました。
その中、TOPIC7に、国際農研の研究成果「地球にやさしいコムギ新品種を開発-窒素肥料を減らしても収量維持-」が選定されました。

令和3年12月23日(木)、農林水産省は「2021年農業技術10大ニュースの選定について」を発表しました。
その中、TOPIC7に、国際農研の研究成果「地球にやさしいコムギ新品種を開発-窒素肥料を減らしても収量維持-」が選定されました。

選定結果は、以下のとおりです。

国立研究開発法人国際農林水産業研究センターなどの研究グループは、多収コムギ品種に野生近縁種の高い生物的硝化抑制(BNI)能を交配によって付与し、窒素肥料を6割減らしても、通常のコムギと同じ生産性を維持するBNI 強化コムギを開発。窒素肥料の低減とともに、温室効果ガスの削減や水質汚染の低減が期待されます。

農業技術10大ニュースは、この1年間に新聞記事となった民間企業、大学、公立試験研究機関及び国立研究開発法人の農林水産研究成果のうち、内容に優れるとともに社会的関心が高いと考えられる成果10課題を農業技術クラブ(農業関係専門紙・誌など29社加盟)の加盟会員による投票を得て選定したものです。

成果の詳細は、農林水産省農林水産技術会議事務局Webサイトをご覧ください。
https://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/211223.html
https://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/attach/pdf/211223-1.pdf

令和3年8月31日プレスリリース
世界初!少ない窒素肥料で高い生産性を示すコムギの開発に成功
―窒素汚染防止と食料増産をアンモニウムの活用で両立―
https://www.jircas.go.jp/ja/release/2021/press202107

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