埼玉県立熊谷高等学校の生徒38名が国際農研を訪問

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越境性害虫 戦略情報

令和3年11月26日(金)、埼玉県立熊谷高等学校の1学年生徒38名と先生2名が、「つくばサイエンスツアー」を通じて国際農研を訪問しました。同校から訪問は、昨年11月に続いて2回目です(リピートありがとうございます!)。
今回も訪問人数を考慮し、午前と午後の2班に分かれて、国際農研の研究紹介(屋内講義)を行いました。

令和3年11月26日(金)、埼玉県立熊谷高等学校の1学年生徒38名と先生2名が、「つくばサイエンスツアー」を通じて国際農研を訪問しました。同校から訪問は、昨年11月に続いて2回目です(リピートありがとうございます!)。
今回も訪問人数を考慮し、午前と午後の2班に分かれて、国際農研の研究紹介(屋内講義)を行いました。

午前の部では、白鳥佐紀子主任研究員(情報広報室)が、栄養問題とグローバルフードシステムと題して、栄養問題に関する最近の動向や国際的な取り組みについて紹介しました。また、マダガスカルやブルキナファソで行っている栄養に関する研究概要についても紹介しました。生徒からは、海外での食事にまつわる質問や、コメとコムギの価格に関する身近な話題について意見交換を行いました。

午後の部では、小堀陽一プロジェクトリーダー(生産環境・畜産領域)が、世界的に問題となっている越境性害虫の発生原因や防除技術について紹介しました。また、意外と知られていない昆虫の生態や、生徒達との意見交換の中で、小堀プロジェクトリーダーがこの分野で研究を始めたきっかけや昆虫の面白さについても、意見交換を行いました。

今回の屋内講義では、生徒だけでなく、先生にも関心を持っていただいたようです。今後の科学技術系の学習の中で、SDGsや世界の食料問題、環境問題に関心を持っていただけることを期待しています。
 

白鳥主研の講義の様子

小堀PLの講義の様子

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