埼玉県立熊谷高等学校の1年生が国際農研を訪問

令和6年11月29日(金)に、埼玉県立熊谷高等学校の1年生40人が「つくばサイエンスツアー」を通じて国際農研を訪問し、世界各地で実施される様々な研究活動について学びました。

令和6年11月29日(金)、埼玉県立熊谷高等学校の1年生40人が「つくばサイエンスツアー」を通じて国際農研を訪問しました。

今回の訪問では、まず国際農研が取り組む世界の食料問題や環境問題の解決に向けた研究・開発活動について紹介しました。特に、開発途上地域の農林水産分野の研究推進やその発展における日本の役割、パートナー機関との連携の重要性について生徒たちと考えました。また、これらの農林水産分野の研究がSDGsの17の目標達成に向けてどのように貢献しているかについて、グループでの討議をふまえた意見交換を行いました。

続いて、諏訪錬平主任研究員(林業領域)は、研究者としての経験を共有し、AIなどの新技術を自身の研究にどう取り入れるかという課題について生徒と意見交換しました。研究者という職業の本質について生徒たちと議論を深めるとともに、国際的なパートナー機関や現地の人々と進めるダイナミックな森林生態学の研究について、動画を交えて説明しました。

今後もこのような学校訪問を通じて、次世代の若者たちにグローバルな視点を持ち、科学技術やイノベーションに興味を持ってもらえる機会を提供していきたいと考えています。

SDGs達成に農林水産分野の研究がどのように貢献するか意見交換を行いました

SDGs達成に農林水産分野の研究がどのように貢献するか意見交換を行いました

ダイナミックな森林生態学の研究について説明する諏訪主任研究員

ダイナミックな森林生態学の研究について説明する諏訪主任研究員

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