栃木県立栃木高等学校1年生が国際農研を訪問

令和6年11月14日(木)に、栃木県立栃木高等学校の1年生の32人が「つくばサイエンスツアー」を通じて国際農研を訪問し、世界各地で実施される様々な研究活動について学びました。

令和6年11月14日(木)、栃木県立栃木高等学校の1年生32人が、東京つくば研修旅行の一環として国際農研を訪問しました。

今回の訪問では、生徒たちを2つのグループに分け、屋外演習と屋内講義を行いました。屋外演習では、様々なイネ品種の違いを観察し、屋内講義では国際農研の研究活動について学びました。

八幡台圃場では、佐々木和浩主任研究員(生物資源・利用領域)が、彼のチームが進めている熱帯地域のイネ品種改良や、日本では栽培されていない世界各地のイネ品種の特徴について説明しました。生徒たちは熱心にイネ品種の違いを観察し、グループ毎に気づいたことを発表するなど、積極的に参加し、多くの質問を投げかけていました。

屋内講義では、国際農研が取り組む世界の食料問題や環境問題の解決に向けた研究・開発活動についての取り組みを紹介しました。特に、これらの農林水産分野の研究がSDGsの17の目標達成に向けてどのように貢献しているかについて考える機会を提供しました。

生徒たちからは多くの質問が寄せられ、この分野の研究や技術開発、国際貢献に対する関心が高まったようです。今後も学校訪問を通じて、若い世代にグローバルな視点を持ち、科学技術やイノベーションに興味を持ってもらえる機会を提供していきたいと考えています。
 

イネの品種開発の研究について説明する佐々木主任研究員

イネの品種開発の研究について説明する佐々木主研

熱心にそれぞれのイネ品種の特徴を観察する生徒たち

熱心にそれぞれのイネ品種の特徴を観察する生徒たち

SDGs達成への農林水産分野の研究の貢献について議論しました

SDGs達成への農林水産分野の研究の貢献について議論しました

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