栃木県立栃木高等学校の1年生33名が国際農研を訪問

令和4年11月10日(木)、栃木県立栃木高等学校の1年生33名と先生2名が国際農研を訪問しました。

令和4年11月10日(木)、栃木県立栃木高等学校の1学年生徒33名と先生2名が、「つくばサイエンスツアー」を通じて国際農研を訪問しました。同校は、3年連続3回目の訪問です。今回も訪問人数を考慮し、2班に分かれて、国際農研の研究紹介(屋内講義)と八幡台圃場でのコメのサンプル紹介(屋外演習)を行いました。

屋内講義では、宇野健一主任研究員(農村開発領域)が、国際農研の環境プロジェクトで取組むベトナムメコンデルタの事例を交えながら、温室効果ガス削減に繋がる水田の水管理技術とその社会実装に向けた取り組みを紹介しました。一方、八幡台圃場では、佐々木和浩研究員(生物資源・利用領域)が、熱帯地域と日本で栽培されているイネを紹介し、それぞれの特徴を観察していただきました。

朝早くからの長距離移動にもかかわらず、熱心に聴講し、メモを取る姿が印象的でした。また、講義・演習終了後は、研究内容だけでなく、海外の研究環境や生活など多岐にわたって質疑応答・意見交換を行いました。「生徒たちの将来のために種をまく」-その取り組みに、今回の訪問がわずかなりともお役に立つことができればと願っています。

ベトナムメコンデルタでの水管理技術の紹介(宇野主研)

熱帯地域と日本で栽培されているイネの特徴紹介(佐々木研究員)

関連するページ